バスターミナルの喫煙所が撤去されていました~「利用者増加等により」?~ 川崎駅西口
以前にこの欄で、神奈川県の川崎駅西口バスターミナルに、バスの乗降時に必ず受動喫煙に遭う、ひどい喫煙所があり、撤去の申し入れをしたものの「撤去の予定はない」との回答があったと、画像とともにお知らせしました。まず以下の記事を読まれ、その喫煙所の写真もご覧ください。
→バスターミナルの酷い喫煙所で受動喫煙に 市役所への要望と、回答 ’18年8月
今年3月下旬、たまたま用ができて久しぶりに行ったところ、偶然にもその少し前に、撤去されていました。(画像はクリックで拡大します)
3月初めの撤去なので、感染問題とは関係なさそうです。
掲示には、「利用者増加等により」とあります。
なんだか、すぐには理解できない表現ですね? 喫煙者側から見たら、「利用者が増えたなら、もっと増やせ」という声が出そうです。
ようするに、“利用者が増えたから、周囲への受動喫煙が増えた(おそらくは、そこからはみ出て吸う者もいたのでしょう、「歩行者の安全確保」ともあります)”ために、いっそのこと無くした、ということでしょうか。市への苦情も多かったのでしょう。
なぜ利用者が増えたのか、も疑問です。喫煙率は減少し、人前で吸う人も減っています。路上喫煙をしていた人たちが、路上喫煙をやめて、ここに集まるようになったのでしょうか。
西口のこの付近には、他に喫煙所を見かけなかったのですが、駅を通って東口へ出てみると、以前からの喫煙所は相変わらず、多くありました。以下は’20年3月22日撮影、東口のバスターミナル付近と、そこから少し東南に行ったところです。
これらも、最近の報道によると、「一時閉鎖」はされたようです。→先日の当欄 その後の喫煙所“閉鎖”状況~“新型コロナ”感染増悪の「喫煙所」「喫煙者」問題(その7)
感染騒動が終息したら、再開するのでしょうか。そうなると、きれいな空気の場所になって安心して通行していた人たちから、苦情が多く出ると思います。場所の無駄でもあります。
「喫煙所など無くてもかまわない」ということに気づいて、復活せず撤去してほしいですね。
【追記】川崎市在住の会員より、駅周辺の喫煙所は再開したそうです。世間では新コロについて「感染、感染」とむしろ以前以上に騒いでいるのに、タバコは忘れられているのですね。
バスで流れるアナウンスといえば、「お年寄りの交通事故が増えております」等でしたが、豊島区のバスに乗ると、
「豊島区では、路上喫煙・歩きタバコが禁じられています。灰皿のある場所以外での喫煙はやめましょう」といった内容のものが、2回繰り返されました。
乗り合わせている喫煙者の心に響くと良いです。