パチンコも禁煙ですよ

 4月1日から改正健康増進法が全面施行となりました。
 飲食店は“抜け道”が多数あるのですが(当サイト過去の記事ご参照)、
パチンコ店など遊技場は、遊技席は、紙巻タバコは禁止になります。

 紹介遅れましたが、施行前日の、わかりやすい記事がありましたので紹介します。

 いよいよ明日から! パチンコ店全面禁煙化で、どうなるパチンコ業界
  =『HARBOR BUSINESS Online』2020.03.31=

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“業界としては、「ホール禁煙化」を機に、空調環境の綺麗になったパチンコホールを大々的に広報したかったのだろうが、折悪く新型コロナウイルス感染症の影響により、……広告宣伝を自粛している現状で……限定的な広報に限られてしまった。結果、パチンコホールの常連客ですら、4月1日からの禁煙化を知らない人もいる始末”

“①パチンコホール内は、原則禁煙。ホール内に設置された喫煙スペース(喫煙所)でのみ喫煙が可能。
②iQOS、glo、Ploom TECH等の加熱式煙草に限って、ホールを壁や仕切り等で完全に分煙対応している場合に限り喫煙しながらの遊技が可能。
③屋外(パチンコ店の敷地内)においては、喫煙が可能。”

 禁煙化で予想される長所・短所をうまくまとめています。

“【メリット】
①休眠ユーザーや新規ユーザーの来店動機を拡大することが出来る。
②煙草に関連する業務の軽減による効率化が図れる。
③新卒採用やアルバイト採用におけるデメリットを払拭出来る。”

“【デメリット】
①喫煙者が遊技台から離席する時間が長くなる。
②禁煙化の周知がなされていない客等とのトラブル。
③喫煙スペース設置や増設のコスト。”

’20年3月30日 横浜市のあるパチンコ店入口

三次喫煙の問題は

 私が思うに、さらに今後予想される問題としては、三次喫煙が考えられます。
 つまり、記事「メリット」①にある、タバコが嫌いな客が多く来るようになって、隣席の喫煙者が喫煙しに行って戻ってきて、臭い、という苦情やもめごとの発生です。
 全席禁煙となっていたら、空気が全然違いますので、かなりニオイが際立つようになるはずです。

 そのうち、喫煙室の撤去となり、さらには「非喫煙者専用」の席ができたり、“三次喫煙防止にご協力を”といった店も出てくるかも、と思います。

[当サイト関連既報]
 パチンコも禁煙に ’18年7月

 禁煙店の成功で喫茶やパチンコも禁煙化に ’18年11月

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