やはり喫煙所は感染の危険大・喫煙者には要注意を~報道その1

 収まらない感染騒動、喫煙所は“3密”で最も問題があることを各団体・当機構が警告、利用禁止の要望を行政に送りましたが、≪緊急要請≫ 最も感染の危険性が高い「『喫煙所』の休・廃止を」受動喫煙撲滅機構は神奈川県・県知事に要望を送付しました その他→末尾にリンク
 比較的、社会派メディアで、当欄でも何度か記事を紹介している、九州の新聞でも取り上げられました。

 喫煙室は大丈夫?重症化リスクは? たばこと新型コロナの関係
  =『西日本新聞』2020/4/2 6:00=

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“改正健康増進法が1日に全面施行された。たばこが吸える場所は、煙の漏れない喫煙専用室などに限られるものの、喫煙者が集まれば、新型コロナウイルスの感染リスクが高いとされる「3密」(密閉、密集、密接)の状態になってしまう”

“日本禁煙学会(東京)は患者の喫煙歴に注目……中国で発表された論文を分析したところ……喫煙経験者は非喫煙者よりも重症化率が約1・7倍、死亡率は約3・2倍……別の論文では、喫煙者は重症化リスクが14倍となるデータも”

特に注意が必要なのが喫煙室という。喫煙者は互いにマスクをせず、2メートル以内の至近距離でたばこを吸い、平均5~6分は滞在する。喫煙室に感染者がいれば「濃厚接触」に近い状態となる。「クラスター(感染者集団)が発生する懸念がある」として、学会は喫煙室の閉鎖も呼び掛ける”

  

 写真は、横浜駅東口のポルタ地下街の喫煙室の一つ(クリックで拡大します)
 隣接するスカイビルは喫煙室をいち早く使用禁止にした(以下3月16日記事参照)のに対し、3月いっぱいは利用可能でしたが(最初の写真)、遅れて4月1日から閉鎖になりました。
 ※地下街には喫煙所がもう一カ所あり、そちらも3月は利用できましたが、見に行った休日は全店休業でそこへの通路自体が閉鎖されていたので未確認です。

 その後も、報道が続いています。まとめたものを近日、順次ご紹介します。

[当サイト関連既報]※申し入れ活動や健康被害の記事は他にもあります。検索窓で引いてみてください。
 狭い「喫煙室」は感染・蔓延の原因に! 閉鎖・撤去を各団体が呼びかけています ’20年3月4日
 各地で喫煙室が休・廃止に~まだある喫煙所には申し入れを~禁煙学会も緊急要請、文面を公開 ’20年3月16日
 感染防止のための「喫煙所」休・廃止の要望、県から回答がありました ’20年4月6日

 「コロナウイルスに思う公益の在り方」公益社団法人 受動喫煙撲滅機構 理事長 田中 潤 ’20年3月3日
 「マスクと受動喫煙撲滅」論説:公益社団法人 受動喫煙撲滅機構 田中 潤 理事長 ’20年3月17日

 受動喫煙で「感染症」増大の危険 ’20年2月17日
 病原菌が受動喫煙で“進化”?! 薬も効かなくなる?! 黄色ブドウ球菌の変質についての研究発表 ’19年11月

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