受動喫煙で目が悪くなります=失明の危険も

 出版社の情報サイトの健康関連ページの眼科医による連載で、喫煙と眼病の関係が取り上げられています。
 「受動喫煙も喫煙も、健康被害は同じ」との視点でお読みください。

 喫煙で高まる失明リスク…「目に悪い生活習慣」とその改善策
  =『幻冬舎ゴールドオンライン』2020.5.15=

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“喫煙は「目の健康」にとって、百害あって一利なし”

“一番注意いただきたいのは「喫煙」です。さまざまな研究により、加齢黄斑変性を引きおこす危険因子であることが明らかにされてきました。
たばこに含まれる成分が、抗酸化作用のある血中成分を壊してしまいます。……強い酸化ストレスにさらされていて精密で繊細な黄斑は、まっ先にその影響を受けてしまいます。
また、黄斑を守る守護神の1つである網膜色素上皮も傷みやすくなります”

“たばこを吸う人だけでなく、周りにいて副流煙を吸ってしまう人にも、同じことがおこります。喫煙により血管が収縮するとその間、全身に新鮮な酸素と栄養素を届ける作業が停滞します。それが何度も繰り返されるわけですから、末梢のか細い血管、つまり網膜の下に張り巡らされた細い毛細血管には血流が十分に行き届かなくなってしまうのです”

“食生活を改善しても、たばこを吸っていたら台無しです”

“抗酸化物質の代表格であるビタミンCは、たばこ1本ごとに25ミリグラム消えてしまう……1日100ミリグラムのビタミンCを摂取することが推奨されていますが、たばこを4本吸うと帳消しになってしまいます。
「そのぶんビタミンCを多く摂ればいいじゃないか」という問題では、もちろんありませんので念のため”

 繰り返しますが、「喫煙は」と書かれていると、「自分は喫煙をしていないので関係ない」と思いがちですが……、
 タバコの害に関するあらゆる情報は、本文にある通り、受動喫煙も、能動喫煙と同じ害がある、ということを念頭において、自分の身に置いてみて、読む必要があります。記事にあるストレスも、受動喫煙では意識・無意識を問わず、発生します。

 私(当機構『STOP受動喫煙 新聞』編集局長)は、幼児のころからとても眼が悪いのですが、両親は重度の喫煙者でした。小学一年でメガネに(学年で一番早かった)、中学時代から飛蚊症に、30代なかばから緑内障も進み、いまはメガネ・コンタクトでも視力は満足でなく、日常の不便と、将来の不安を感じています。
 あらためて、受動喫煙への怒りを覚えた次第です。

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