加熱式タバコから有害な「超微粒子状物質」がまき散らされています

 加熱式タバコの受動喫煙、健康被害について、受動喫煙撲滅の旗手、フリーの石田記者が、最新知見を解説しています。
 やはり加熱式も、「屋内環境をひどく汚染」すると判明したそうです。

 アイコスなど「加熱式タバコ」から身体に害のある「超微粒子状物質」が
  =石田雅彦 | ライター、編集者6/17(水) 9:00 =

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“ アイコス(IQOS)などの加熱式タバコを吸う喫煙者が増えている。このタイプの新型タバコが市場に出てから数年しか経っていないため、健康や受動喫煙の害はまだよくわかっていない。最近の研究によると、加熱式タバコからの超微粒子が屋内環境をひどく汚染するのだという”

“加熱式タバコを吸う喫煙者は、同時に紙巻きタバコを吸うことも多い。加熱式タバコのみを吸う喫煙者は、紙巻きタバコも吸う喫煙者に比べ、ちょっと想像すると喫煙本数が低いなどの違いがあるように考えるが実際はそうではなく大きな違いはないようだ”

“50人(喫煙者25人、非喫煙者25人)にアイコスを吸ってもらったところ、どちらの群も肺機能が著しく悪化したという(※2)。
 同研究グループは以前、タバコを吸わない人だけを対象にして同じ実験をし、こうした実験手法は倫理的にどうかと思うが、今回は喫煙者でもアイコスの喫煙によって肺機能の悪化がみられたということになる”

 受動喫煙への考察。「副流煙にも有害物質が」

“こうした加熱式タバコから受動喫煙はあるのだろうか。
 米国の研究グループがアイコスを使って主流煙(喫煙者が吸い込む煙)と副流煙(吸い込む煙以外の発生物質)を分析したところ……副流煙にもこれらの物質に加えてベンゼンなど33種類の物質が特定されたという”

“イタリアの……研究グループが、アイコス……グロー……、そして電子タバコのJUU……紙巻きタバコ……それぞれが発生する直径が10μm、4μm、2.5μm、1μmのサイズの粒子状物質……を屋内環境での濃度で分析比較……検出された粒子状物質のサイズは、主にPM1未満の超微粒子だった。従来の紙巻きタバコの濃度が最も高かったが、全ての新型タバコで粒子状物質による空気の悪化が観察されたという”

“相乗的な空気環境の悪化が起きるかもしれないので、これらのタバコ製品の使用を規制する必要があると警告している”

   

“ 加熱式タバコから出る煙は目に見えにくく臭いも少ない。喫煙者も他人に害を及ぼしていないと勘違いしがちだ。
 だが、実際には大気汚染の基準PM2.5よりも小さな微小粒子状物質が、屋内の空気中へかなり大量に排出されている。こうした微小粒子状物質を吸い込むと、それがどんな成分かを問わず、肺など呼吸器の奥まで入り込み、喘息や気管支炎といった病気にかかりやすくなる

“排気ガスなどに含まれるPM1以下のサイズの微小粒子は……自然環境ではほとんどみられないサイズの物質だ。……実験では、PM2.5よりずっと小さな大量の微小粒子状物質が新型タバコから発生していることがわかる。

 新型コロナ感染症は、肺や気管支などの呼吸器にダメージを及ぼして重症化することが多い。アイコスなどの加熱式タバコは、喫煙者にも受動喫煙をこうむる周囲の人にも害になり、呼吸器感染症を重症化させるリスクになることを知っておくべきだろう”

 加熱式タバコ各種の受動喫煙、レーザー光可視化データ(大和浩教授研究班)

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