パチンコの禁煙化にも抜け道が?!
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この4月から、改正健康増進法の全面施行によって、パチンコも禁煙になりました。
まずその変化を感じたという報道から。
パチンコライター・ナミ 自粛明けホールに通って感じた変化
=『NEWSポストセブン』2020.06.17 07:00=“
店内に入り真っ先に感じたのは、完全分煙化の影響もあってか空気が綺麗で視界がクリアに見えたことです。自分の視力が上がったと思うほど”
しかし、実は、改正法や各条例に、飲食店などが喫煙営業できる“抜け道”があるように、ここにも、加熱式タバコの席を全面的に設けられる、という手があったのです。
とうとう、それに気づいた店が実施しました。
全国初、全席で加熱式たばこが吸えるパチスロ専門店が登場 ~『スロットセブンスヘブン長江店』がリニューアルオープン
=『パチンコ・パチスロ情報島』2020年7月9日=
“「たばこの吸えるパチンコ店検索サイト『パチモク』」への登録申し込みの問い合わせが毎日のように寄せられており、7月に入ってすでに20件以上のパチンコ店が「加熱式たばこエリア設置店」として新たに登録されている。その中で、……リニューアルオープンしたパチスロ専門店……が全席を加熱式たばこエリアにした全国初のパチンコ店として注目を集めている”
“全台を加熱式たばこエリアにしてそれ以外のスペースを禁煙エリアとした……店内(禁煙エリア)に喫煙ブースを設け、紙巻きたばこ喫煙者にも配慮した店舗となっている”
“全席を加熱式たばこエリアとした理由について「健康増進法の施設内一部の項目の捉え方が様々だが……一部の範囲は法的に示されていないため、遊技スペース全てを加熱式たばこエリアとした」と説明……”
少なくとも紙巻タバコは「遊技席では」禁止ですが……(喫煙室では紙巻タバコも可)、
当機構サイトや『STOP受動喫煙 新聞』をよく読んでいる方なら、
加熱式タバコでも、タバコ先端からの「副流煙」はないものの、吸い口からの主流煙の、漏れ、喫煙者が吸って吐く息からの、受動喫煙は十分ある、ということは、すでにご理解されていることでしょう。
そんなことを知らずに入った客や、毎日そこにいる従業員の、健康被害はありえます。
法を正す(糾す)必要があります。
横浜市のあるパチンコ店の、改正法施行前、’20年3月の店頭掲示。
[当サイト関連既報]※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
加熱式タバコの問題を暴く本が出ました ~ 田淵貴大医師(大阪国際がんセンターがん対策センター)著 ’19年3月
加熱式タバコ・電子タバコ…“新型タバコ”とは?(=電気式・非加熱式のタバコについて) ’18年6月
加熱式タバコは紙巻タバコと同様にダメ!~ 研究者・経済学者の対談 ’19年4月
加熱式タバコの方が被害が強いという人も ’19年4月
加熱式タバコも確実に受動喫煙があります~名ブログ紹介 ’19年5月
加熱式タバコは日本ばかりで売られています=アイコスは96%も ’19年10月
加熱式タバコから有害な「超微粒子状物質」がまき散らされています ’20年6月