受動喫煙 健康被害の科学的研究発表は’80年代から
ネットニュースより紹介します。(昨年のものです)
Listening<読み解きワード>受動喫煙 小児、乳児にもリスク
=『毎日新聞』2017年4月26日=
以下抜粋、太字化は引用者によります。
“ たばこの煙が、本人だけでなく吸わされる周囲の人の健康にも影響を与える--。こうした「受動喫煙被害」の科学的な研究は、1980年代から本格化した”
“81年に世界で初めて発表したのは、日本の平山雄氏(当時の国立がんセンター研究所疫学部長)だ。たばこを吸わない女性を、夫が喫煙するグループとしないグループに分けて調べると、夫が喫煙者の集団の方が肺がんの死亡率が高かったという内容だった”
“反論も多かったが、世界で研究が進み、2004年に国際がん研究機関(IARC)が環境中のたばこの煙の発がん性を科学的に認めた”
文中に出てくる、“受動喫煙と肺がんとの関係を’81年に世界で初めて発表した”
平山雄(ひらやま たけし)氏は、「タバコ問題情報センター」を創設した方です。
かなり前から、受動喫煙の研究は行われ、その害はわかっていたことなのです。
『STOP受動喫煙 新聞』 季刊・年1200円