ポイ捨て吸い殻のDNAから、違反者の顔写真を復元 “指名手配”に?!

 5年前の報道のようですが、ちょっと怖いくらいの取り組みです。
 その後はどうなったのでしょうか?

 ゴミについたDNAから顔を復元、ポイ捨てした人をポスターにするキャンペーン
  =『WIRED』2015.05.20 WED 06:10=

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“香港のNGOが、街に落ちているゴミを集めて、付着したDNAから落とし主の顔をデジタル写真に復元。ポスターにして掲示している”

“タバコの吸い殻などを地面にポイ捨てしそうになったら、この恐ろしい事実を思い出してほしい。1ナノグラム未満の乾いた唾液からでも……本人の顔に薄気味悪いほど似たデジタル写真を作成できる”

“指名手配写真を思わせるこれらのポスターは、香港の非営利団体「Hong Kong Cleanup」のために、広告代理店オグルヴィが制作したもの”

“米国ヴァージニア州の企業Parabon Nanolabs社が協力……同社は犯罪捜査のツールとして利用するために、微量のDNAからデジタル写真を作成する方法を開発している。米国防総省の支援を受けて、5年以上前からこの技術開発を行っている”

“香港のゴミに付着したDNAは、遺伝子型判定の研究所にもち込まれ、そこで落とし主に関する膨大なデータが作成……Parabon Nanolabs社の機械学習アルゴリズムによって処理すると、特定の表現型(特徴)をおおざっぱにとらえたスナップ写真がつくられる”

 ようするに、実際に政府や行政が“指名手配”したわけではなく、おそらくは、街をきれいにしようと活動している民間団体が、“ポイ捨てばかりしていると、いずれこういうことになりますよ”という警告的な啓発キャンペーンとして行なったようです。
 ここに掲示された顔の人たちは本人の許可を得たものだそうで、デモンストレーションなのですね。

 しかし、「早く政府主体で実行に移せ」と思う、路上喫煙・ごみポイ捨ての被害者は多いことでしょう。
 まずは啓発として、この記事・デモを、広めてほしいですね。

 
 画像はまた別、いずれこんな規制も?! という啓発写真のよう。(FB「Smoke Free 2020 Tokyo Olympics」’20年2月5日より)

[当サイト関連既報]※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
 アンケートのおねがい=“路上喫煙の象徴”「不法投棄(ポイ捨て)吸い殻」清掃(拾い)活動について ’20年10月

 意見募集=新たな条例および「公設喫煙所」について~船橋市=☆誰でも投稿できます。全国の意見を募集しています。 ’20年10月

 ポイ捨ても法律違反・犯罪です ’20年6月

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 受動喫煙や迷惑が発生しようとかまわない人の心理 ~ “開き直り喫煙者” ’20年4月

 火が消えたタバコの吸い殻からも有害物質が発生…! 消しても消えない受動喫煙 ’20年2月

 違反喫煙は警察に通報、注意してもらいましょう・・・閉鎖した喫煙場所での違反者・続報~「感染と喫煙」問題その12 ’20年5月

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