市の路上むきだし灰皿をようやく「4分の1のみ」「1カ月だけ」の「試験的」閉鎖? ~ 宮崎県宮崎市
宮崎市で喫煙所の閉鎖の取り組みとのこと。
映像を見ると、むき出し灰皿の喫煙所がいくつもあるという、東京や横浜から見るとかなり遅れた都市のようで、閉鎖といっても、12もあるうちの3つだけ、しかも「一時的、試験閉鎖」ですが、これでも一歩前進として、応援しましょう。
どこの地域でも、喫煙習慣者より吸わない人のほうが多いのですから、この“試験”成功で、早々の全撤去となることを願います。
例によって記事名下の囲みは抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
宮崎市が喫煙所を試験的に閉鎖
=『NHK NEWS WEB(宮崎 NEWS WEB)』11月25日11時37分=
“受動喫煙防止につなげようと、市の中心部にある橘通りとその周辺に設置している指定喫煙所12か所のうち3か所を25日からおよそ1か月間、試験的に閉鎖します……廃棄物対策課の職員4人が3つの喫煙所の灰皿にふたをしていきました”
“12か所の指定喫煙所がありますが、囲いなどはなく、たばこの煙が周囲に流れているため、市民から、その煙を吸い込む受動喫煙の問題を指摘する声が寄せられていました”
“「調査を踏まえたうえで、今後、喫煙所の撤去や移設などを検討し、よりよい街の環境作りに努めていきたい」”
一部の指定喫煙所を一時閉鎖
=『宮崎放送』11/25(水)17:25=
“(喫煙者)「あれを閉鎖したら、(吸い殻を)歩道に捨てる可能性があるから、閉鎖しない方が良いと思う。自分の灰皿を持っておかないといけないですね」
(非喫煙者)「ありがたいけど、どこかで吸える場所を設けとかないと、道端とかで吸われたら吸われたでまた意味がないと思うので、ある程度はちゃんとした場所はあってもいいのかなと思います」”
このコメントは、たまたまのもの、または局の意図した選抜かもしれませんが、いくら地方都市でも、受動喫煙はイヤで、全面禁煙を望む人は多数いると思います。
こんな灰皿喫煙所は、都会にはもうあまりないことを、知らしめてあげたいですね。
宮崎市の公式サイト→指定喫煙所(一部)の一時的な閉鎖について 2020年11月16日
画像は2013年の池袋の路上喫煙所。この後、道路側に囲い付きの喫煙所として移動になりました(それも問題ですが)。