加熱式タバコ・三次喫煙で職を追われた

 またもや加熱式タバコ問題、今度の報道は、深刻な、職場の問題です。

 新型たばこで症状悪化 退職余儀なく  化学物質過敏症 「誘発の恐れ知って」
  =『新潟日報モア』2021/03/16 12:50= ※元の記事が非公開となったため、別の引用サイトをリンクしています。

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“ 「職場の新型たばこの臭いで仕事を辞めました」……新型たばこの害を訴える声が届いた……「かっこいいなどのイメージがある新型たばこも化学物質過敏症を引き起こす可能性があることを、もっと多くの人に知ってほしい」”

“……職場は逃げ場がなかったという。新型たばこを吸って喫煙室から戻った同僚の息から「吐き気やめまい、気道が狭くなるような息苦しさ」といった症状が出た。喫煙者と会話した非喫煙者の呼気でも「意識がうつろになった」。服や壁についている臭いもきつかった”

“「……新型は健康の害や臭いが少ないというイメージがあるが、私の場合はより症状が出た」”

“ 職場の理解も得られなかった……離れた席に何度も移動したが、上司にはわがままと捉えられ、職場で孤立した”

 研究者による解説が続きます。

“新潟大の関奈緒教授=公衆衛生学=は「紙巻きたばこにはない化学物質が含まれている可能性がある」と加熱式たばこの危険性を指摘”

“ 「たばこは吸った息の3分の1がそのまま出てくる」と関教授。奈良県生駒市では職員が喫煙後45分間は庁舎内のエレベーターを使用しないといった事例も”

“「アレルギーの人にとっては命に関わる問題」”

 対策を講じている企業も。

“川内自動車では……2015年から禁煙のルールをつくった。それまでは社内に喫煙室があったが、勤務中は会社内外問わず喫煙を禁止に。勤務時間外も、顧客から見える場所や、事務室など社内の閉ざされた空間での喫煙を禁止にした。非喫煙者には手当ても支給している”

“「たばこを吸わない社員は、臭いにストレスを感じても言いだしにくかった……非喫煙者や家族の健康を守りたい」”

“ 禁煙法に後押しされ、たばこをやめた男性社員(50)は「たばこをやめ、その臭いの強さに気づいた」”

    
各画像は既出、クリックで前掲記事が開きます。

 

[当サイト関連既報]※加熱式タバコ・“新型タバコ”については他にもたくさんあります。検索窓で引いてみてください。
 “日本人で人体実験” 加熱式タバコ ’18年6月

 「加熱式タバコOK」にすると3万円もらえますよ…?! ’18年12月

 加熱式タバコでも受動喫煙・悪臭はヒンシュクを買っています ’20年5月

 加熱式タバコでも“化学物質過敏症”になります ’19年6月

 “分煙”では受動喫煙が発生! 職場のこれからの対策は/“喫煙の自由”は? ’19年7月

 タバコ臭い教師に生徒が「三次喫煙」禁止令を制定 ’20年9月

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