タバコ臭いタクシーや路上喫煙する運転手は「タクシーセンター」へ通報を
前回の記事、タクシー路上喫煙を撲滅させるための申し入れ見本(テンプレート) の続きです。
当機構・『STOP受動喫煙 新聞』編集局長の経験を述べます。
「タクシーセンター」に苦情を
前回引用のブログのように、タクシー会社に直接苦情を入れるのもよいことですが、ブログにあったように、開き直る会社や、放置・黙殺するところもあるようですので、地区の全タクシーを統括する組織に通報するほうがよい場合もあります。
活動者の、東京巣鴨の住職さんは、10年以上前から地元の受動喫煙撲滅に取り組み、商店街の店舗の禁煙化をかなり進めましたが=“おばあちゃんの原宿”「地蔵通り商店街」は、少なくとも10年前には店舗の9割がたが禁煙になっていました=、路上も徹底的に禁煙化、そして、違反である路上喫煙には、直接の注意や、啓発を続けています。
タクシー運転手の路上喫煙も、かなりの数を通報、成果をあげたと、会合や講演で話されていました。(運転手に「お前のせいで友人がクビになった」と言われたこともあるとか。素晴らしい成果ですね。)
そこで私(『STOP受動喫煙 新聞』編集局長)も、先日から、撮影・記録が取れた場合は、社名とナンバーを「タクシーセンター」のフォームに通報しています。
ちなみに、そのサイトの通報ページは以下です。他の地区でも同様の組織・サイトがあると思います。
苦情について =「一般社団法人 神奈川タクシーセンター」公式サイト=
「〇メールでの苦情受付」の下の「同意して入力する」をクリックすると、「苦情受付フォーム」が開きます。
※電話のほうがよい方はさらにその下の「〇電話での苦情受付」があります。→045-252-0300(平日の午前9時から午後5時)
なお、入力項目には「■乗車区間」があり、※印の必須項目なので記入しないと送信できないのですが、乗車したかもしれないその場所からの区間でも記入すれば結構です。(私は「■苦情内容」欄に、正直に「今回は、乗車はしていませんが」と書きました。)
同サイト「運転者・事業者の皆様へ」の「最近の要望」欄には、運転手の路上喫煙やポイ捨てへの近隣住民からの苦情がいくつか掲載されていますので、乗車していなくても受け付けてくれます。
いままで数回、通報しましたが、いずれも10分後くらいに電話があり、「貴重な情報ありがとうございます。タクシー会社に注意します」との回答でした。 ※フォーム送信であっても、回答は電話のみです。場合によっては録音しておきましょう。
結果、タクシー会社または運転手がどこまで徹底するかは、今のところ未確認ですが、センターからの指導なら黙殺することもできないのではないでしょうか。
*少なくとも、バス停ちかくの客待ちタクシーでときどき見かけていた路上喫煙では、その後おなじナンバーの車も停まっていますが、今のところ再発していません。
もちろん、路上喫煙以外でも、乗ったらタバコ臭かった、などがあったら、どんどん通報してあげましょう。(苦情を通報することは、タクシー会社・運転手を良くする「思いやり」です。)
急用でタクシーに乗ろうとしても、喫煙後1時間以内の運転手だったら、車内での運転手の呼気や身体からの、有害な三次喫煙があります。
日に何度も喫煙してすぐ乗車する運転手なら、車内に染み付いている可能性もあります。
もう、タクシー会社は、乗務日は一日喫煙禁止とするか、喫煙者を雇わないでほしいですね。
[当サイト関連既報]※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
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