パチンコも禁煙に
パチンコ店チェーンでの、禁煙化の情報です。
全席禁煙パチンコ店じわり 「たばこ臭い」イメージ払拭
=『朝日新聞 DIGITAL』7/9(月) 20:45配信=
(全文掲載の他のサイト)
パチンコは、ギャンブルとして、依存症者が出るなどの問題もありますが、
(韓国では日本から入って一時ブームとなりましたが、全面禁止になりました)
客も店も共に優良な遊戯をめざせば、という視点から、本ニュースでもとりあげます。(くわしくは後述)
以下、記事の抜粋です。(「……」は文の省略箇所、太字化は引用者)
“受動喫煙対策を強化する改正健康増進法案が、今週中に成立する公算が大きい……多くの人が利用する施設内は基本的にたばこを吸えなくなる……パチンコ店も例外ではない……禁煙にする店もじわりと増えている。”
と始まり、2010年の開店時から禁煙にしている一支店の、常連客の声をあげています。
“「たばこの臭いが髪や服に付くのが嫌だった。今後は煙を気にせず、お店を選べる」”
“喫煙者の男性(22)は……別の店でたばこを吸いながらパチンコをし、近くの客に嫌がられた経験がある。「自分の煙が他人の迷惑になっていないか気にしてしまう。喫煙室で吸うほうが他人を気にせず、気分転換にもなる」”
“改正法が20年4月に全面施行されれば、どのパチンコ店も禁煙になり、喫煙専用室内でだけたばこを吸うことができるようになる。喫煙室を設ける方針という久保田政・店長は「喫煙者の来店は減るかもしれないが、非喫煙者の来店の増加も期待でき、トータルで大きな影響はないと思う。すべての店が禁煙になるので、喫煙客は喫煙室で吸うのに慣れてくれるはず」”
「ダイナム」は現在、全国406店のうち、26店が禁煙とのことです。
禁煙化は客質も良くする
じつは私(『STOP受動喫煙 新聞』編集局長)も25年ほど前までは、パチンコ好きでした。(タバコは嫌でしたが、それなのに。これも依存だと、やめてから目覚めました)
やめる前のころは、(大阪に住んでいたので)難波に一軒できた禁煙パチンコ店に行ったり、普通の店に行く日は、煙くなるのを覚悟して行ったりしていました。
ある忙しい時期、しばらく行かなくなったら、もう全くする気がなくなってしまって、現在にいたりますが、
それ以降、受動喫煙にさらに敏感に、嫌煙の度合いがいっそう増したものです。
いまは禁煙でも行く気がしません。やはりばからしい依存だったと思います。
ところで、ある禁煙化した、女性一人でやっている小さい居酒屋に聞きましたところ、
「禁煙にしてから、怖い客が来なくなった」
とのことでした。
先に述べましたように、パチンコにはギャンブル性などの問題はあるものの、
禁煙化することで、優良なお客さんが中心となり、お店の雰囲気がよくなり、業界全体の問題がなくなる期待がもてます。
パチンコによる社会問題の撲滅のためにも、全店の禁煙化を進めるべきだとおもえます。
写真は、東京都・品川駅前のパチンコ店店頭の“店外禁煙”の掲示です。
ただし同店内は禁煙ではありません。
(「品川」駅は品川区ではなく港区なので、きびしい条例が適用されています)
☆当サイトではご意見を受け付けています。「お問い合わせ」欄からぜひご投稿ください。