赤ちゃんがいる人は完全禁煙のところしか行ってはいけません
妊婦や子育て中のお母さんのための情報サイトで、“分煙ではない、「完全禁煙」の場所を選ぶように” という記述がありました。
10年前、いや5年前だったら、ここまで書かれなかったでしょうね。そもそも禁煙の店が少なかったですし。
妊婦がランチを楽しむときに知っておきたい!お店の選び方と外食時の心得【管理栄養士監修】
=『マイナビ子育て』2021年09月14日=
以下抜粋、太字化は引用者によります。
“③ 全席禁煙になっている
受動喫煙を予防するため、2020年4月に改正健康増進法が全面施行され、屋内は原則禁煙になりました※[*1]。一部条件を満たした店舗では喫煙ルームを併設している場所もあり、近い席だと匂いで気分が悪くなる妊婦さんもいるようです”
「禁煙」は3番目でなく1番にすべきです。また喫煙所に「近い席」だけが問題とは限りません。じゅうぶん離れていると思っても煙が来る場合もありますし、「匂い」がしなくても(その人が鈍感な場合もあり)、有害成分が届いていて、体調が悪くなること、胎児への影響もありえます。
さらに言えば、店内完全禁煙でも、入口などに灰皿があるところは避けたほうが無難です。
「昔はみな、妊婦の前でもタバコ吸っていた」という屁理屈が聞こえてきそうですが、添加物・農薬・医薬品・合成洗剤などの有害化学物質や放射線汚染食品や有害電磁波などが広まっている現代、せめてすぐできること、特に有害である受動喫煙は、徹底して避けるべきでしょう。
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
妊婦の前での喫煙に非難続出! ’18年9月
赤ちゃんを産んでからまたタバコを吸い始めるお母さんが多くいます ’20年2月
出産前の喫煙だけでなく、受動喫煙でも、子どもが喘息・喘鳴に ’21年7月