お猿さんが“強制喫煙”させられる
本人の意思で自分が喫煙するのが「能動喫煙」、
能動喫煙をしていないのに、他の能動喫煙者からの煙を吸わされるのが「受動喫煙」です。
中国で、可哀そうな、動物園のお猿さん(しかも赤ちゃん)が問題になりました。
自分から吸ったわけではないので「能動」喫煙というのは変だし、受動喫煙でもないのですが、強制させられているので、受動喫煙に近いといえるでしょうか。
「禁煙を広報するために」サルの赤ちゃんにタバコを吸わせて「気絶」…デタラメな中国の動物園
=『WoW!Korea(ワウコリア)』2021/11/08 12:55=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“中国のある動物園は、タバコの害悪を宣伝するためにサルの赤ちゃんに強制的にタバコを吸わせたことで、強い非難を浴びている”
“動物園はタバコを吸うサルの赤ちゃんの動画をあげた……動画では、タバコを吸っているサルの赤ちゃんに対し飼育員とみられる男性が「タバコを吸うのは害だ」と言って、そのタバコを取りあげた”
“サルの赤ちゃんは、少しの喫煙でもクラクラして目を擦(こす)り気絶した”
“動物園は「喫煙が動物に及ぼす悪影響を広報するために、動画を製作した」と説明したが、動画をみた中国人たちは強く非難している”
“動物を保護するべき動物園が「動物を虐待した」ということである”
中国の動物園、サルに喫煙強制 「虐待」と非難
=『KYODO(共同通信)』2021/11/8 20:07 = ※元の記事が非公開となったため、引用されている『サンスポ』のリンクに差し替えました。
“動物園が動画投稿アプリの公式アカウントで、アカゲザルの子どもに喫煙を強制する動画を公開していた”
“「たばこの害を伝えるためだった」と釈明したが「虐待だ」と非難する声が上がり、動画を削除した”
“サルはスタッフにたばこを取り上げられた後、地面に倒れ込んだ”
“ 動物園側は他にもサルと幼いトラをけんかさせる動画や、サルにあめを与える動画なども投稿していた”
まあ、タバコ関連企業や製薬会社なども、動物実験は続けており、その中では動物にタバコを吸わすことも、あると思いますが。
体の小さい動物にとって、タバコの煙は深刻な害があります。
もちろん人間の小さい子もそうであるということを、喫煙者も非喫煙者も、認識しなくてはなりません。
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☆当サイトへのコメント投稿→「ペットの受動喫煙問題について」(「ピョンうさ子」さん2021年11月15日 19:34)