日本の家屋は空気が漏れる? タバコの煙・ニオイもやはり?
今回の引用記事は、受動喫煙ではないのですが、日本の住宅は、“隙間が多く、空気が出入りしやすい” との言及です。
しかし、空気が出入りしやすいということは、タバコの煙も喫煙者の家から漏れやすく、非喫煙者の家にも、(路上喫煙も含めて)流入しやすい、といえるのではないでしょうか。
日本の住宅は「先進国中、ダントツで低性能」…“寒さ、結露、高い光熱費”は当たり前ではない
=『幻冬舎GOLD ONLINE(ゴールドオンライン)』2021.12.4=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“日本の住宅性能に関わる制度は、2つの面から遅れています。
まず1つは「省エネ性能」……他の国では違法になってしまうレベルで、極めて低い水準の性能”“決定的に劣っているのは、断熱性能と気密性能への取り組み……すきま風のない家、つまり気密性能の確保への取り組みが極端に遅れているのです”
以下の画像は「フクシマ建材株式会社」(熊本県)のサイトより(同社の許可を得て転載・『STOP受動喫煙 新聞』32号の大和教授連載にも掲載)。通常のサッシの隙間の説明画像で、これも煙ではないですが、同社は防音のためにもっと気密性の高い二重サッシを販売しているそうです。そのようなしっかりしたサッシなら、ある程度の受動喫煙は防げるかもしれません。
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
ベランダ喫煙が“在宅”で増えている!? 被害の実際を大和教授が測定 ’21年7月
階下からのタバコ臭への苦情に対し、不動産屋とオーナーが暴挙に…! ’21年4月
自宅での受動喫煙 その2 – 隣人による喫煙 ’18年8月
『STOP受動喫煙 新聞』 季刊・年1200円