タバコで耳も悪くなります
タバコの煙で体のどこかに悪影響が出るという報告は多数あがっており、当サイトでも紹介してきましたが、(→末尾に関連リンクを記載。)
今度は耳、聴力への影響の話です。
例によって、非喫煙者でも、受動喫煙で同じことになりうる、ということを意識してお読みください。
喫煙本数の増加で聴力低下のリスクが上がる 日本の研究で報告
=『日刊ゲンダイ ヘルスケア』2022年02月15日=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“ 最近行われた国立国際医療研究センターの研究によると、喫煙本数の増加に伴い、聴力低下のリスクも高くなるということが判明”
“5年間禁煙するとその難聴リスクは非喫煙者並みになるという報告も”
“喫煙により血管中の活性酸素が過剰に増加、それにより血管を傷つけ、血管内の壁にコレステロールを沈着させ動脈硬化を起こしやすくなるためなのです。そして血管の壁が硬く分厚くなり血流が滞り……心臓から体のすみずみまで酸素や栄養素を運ぶ重要な働きが悪くなり……耳の中にある有毛細胞という脳に音を届けるために重要な役割を持つ細胞に血液が届きにくくなり……有毛細胞は機能しなくなります”
“動脈硬化の原因はなにかといえば、運動不足、飲酒、喫煙、不規則な生活、バランスの悪い食生活、野菜不足、塩分・糖質・悪い脂質の取り過ぎと、日々営む自分の生活スタイルが原因なのです”
『日刊ゲンダイ』はタバコ擁護、禁煙運動や法令にケチをつける記事が多いのですが、「ヘルス」のほうは編集方針が違うのでしょうかね。
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
喫煙・受動喫煙は孫の代にも影響 ~『日刊ゲンダイ』 ’21年3月
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