子どもの1割が受動喫煙被害者! その大半は家に喫煙者が… 衝撃の調査結果発表=大阪府寝屋川市

 声をあげられない子どもへの、「児童虐待」といえる受動喫煙。
 なんと子どもの1割もが被害にあっているとのこと、成人喫煙率は約2割ですから、かなりの高率です。

 昨年末に実施した調査(→末尾に関連リンクを記載)の結果の報道です。

 約1割の子どもに受動喫煙の可能性 大阪 寝屋川市が調査
  =『NHK NEWS WEB(関西 NEWS WEB)』03月09日 07時17分= ※動画報道は早く非公開となるものが多いので、必要なら保存を、消えていたら以下の抜粋をお読みください。

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“子どもたちが他人のたばこの煙を吸い込む受動喫煙の影響をどのくらい受けているか大阪・寝屋川市が調査したところ、およそ1割の子どもに受動喫煙が生じている可能性が高いことがわかりました”

“市は去年12月……市内のおよそ1000人の小学4年生を対象に……コチニンという物質が唾液の中にどれくらい含まれるか調べ……全体の10%あまりの子どもでコチニンの値が基準より高く、受動喫煙が生じていた可能性が高いことが”

“うち83%は、家庭内に喫煙者がいた”

“「換気扇や空気清浄機の近くで吸っている」とか「ベランダで吸っている」といった回答を寄せた家庭でも子どものだ液からコチニンが検出されるケースもあったということで、子どもの近くでたばこを吸わないだけでは受動喫煙を完全に防ぐのは難しいことがわかりました”

“市は「子どもの近くでたばこを吸わなくても、受動喫煙が生じている可能性があることを知って、改めて喫煙する際には周囲に気を配って欲しい」”

[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
 子どもの受動喫煙撲滅へ、コチニン(ニコチン代謝物)測定を実施 ~ 大阪府寝屋川市 ’21年11月

 “家庭内の受動喫煙も禁止” 「子どもの健やかな成長のための」条例が成立 ~ 大阪府寝屋川市 ’20年3月

 大事な子どもへの啓発「自分が吸わなければ大丈夫?」 = 大阪・小冊子配布 ’22年3月

 またもや、親が喫煙者のほとんどの子どもからニコチン代謝物が検出 =千葉市= 今年も調査 ’21年10月

 まだ増えている! 家庭内での受動喫煙! 子どもへの影響大 = 喘息・中耳炎、落ち着きがない・キレやすい・知能低下も ’21年9月

 自宅内、子ども・家族への受動喫煙が法で禁止に=タイ “DV(家庭内暴力)と判断” ’19年8月

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