アメリカでは「三次喫煙」も禁止に “子どもを受動喫煙から守る州法” ~ 20年以上残る部屋のヤニ汚染
わが国では「東京都 子どもを受動喫煙から守る条例」ができたところですが、(→本ニュースでは 5/11 5/15 で、『STOP受動喫煙 新聞』では ’17「特別号」 20号 「増刊号」 に関連記事)
アメリカではさらに、三次喫煙=サードハンドスモークからも、子どもを守るための、州法が進んでいます。(→「三次喫煙」については本サイトのコラムをご参照)
子どもの「3次喫煙」防止法案 上下両院で可決、知事の署名待ち
=『Daily Sun New York』07/24/2018= (以下、一部抜粋、「……」は文の省略)
“自宅を託児所として営業する「ホームデイケア」内の子どもを預かる部屋での喫煙を、営業時間外を含め全面的に禁止する法案が可決された……壁や家具などに付着した副流煙の残留物を摂取することによる「3次喫煙」の害から子どもを保護することが目的”
“調査によると、最後の喫煙後数カ月の間、たばこが吸われなかった部屋でも、カーペットや壁、ソファ、衣類、おもちゃなどから副流煙の残留物が見つかった”
“ヘビースモーカーが暮らしていたある住宅では……汚染の度合いは20年以上、賭博場営業を続けた部屋と同レベルだった”
“カリフォルニア州では2014年に、同様の州法が制定されている”
この州法は、前に喫煙があった部屋での、物質へ付着したタバコの成分・ヤニ臭からの受動喫煙を対象にしたものですが、
三次喫煙=サードハンドスモークの定義には、外で吸ってきた人が臭う、というものも含まれます。
一般には、後者の被害のほうが、多いでしょう。
日本と違い、空間が広い海外では、屋外は喫煙自由となっている国も多いので、
喫煙規制反対派には、「外も中も規制する日本はやりすぎだ」という者がよくいます。(しかし、韓国や中国の一部などでは、路上禁煙もあります)
これからはアメリカその他先進国では、屋外の受動喫煙も、喫煙後に入室した者からの三次喫煙も、規制されるようになるのでは、と思います。
写真は、喫煙してきた客からの三次喫煙を禁止した、東京・京橋にあるカレー店の掲示です。
(’16年10月筆者撮影。その後「喫煙者お断り」などに更新されたようです)
昨日の大雨で、市内全域に警報が出され、どこに逃げたらいいか、わからないという方が大勢いらっしゃいました。
国も放送局もあおるように、「逃げて下さい」と言います。
しかし、どこに逃げるか、逃げるべきかは国民に判断させ、国民に責任を取らせます。
高齢者は車も無く、足腰も弱い為、逃げる事は出来ません。
そして、国は挙げ句の果て逃げなくてもいい場所もあると言いました。
あれだけ、あおっておいて逃げなくてもいい?
既に国民はパニック状態です。
市外に避難となると絶対に車で避難するしかないでしょう。
渋滞に巻き込まれているに決まっています。
今さら戻るのかと、逃げていた国民はまた振り回されたのです。
私も水害の場合、避難所が開放される事はないので、同じようになると思います。
ただ、それだけでは無いのが受動喫煙症の患者です。
たとえ避難所に避難したとしても、受動喫煙に遭えば症状が出たり発作が出ます。
避難所に避難する事が果たして吉と出るかという問題です。
皆さん、避難所が安全だと思ってはいけないということです。
国を信じてはいけません。
国を信じなくなるという事の重大さを国は分かっていますか?
被災地での避難生活については、私もいつも考えていました。
でも、喫煙者の為に、また、煙草を吸える場所を確保するに違いない。
自分は煙草の臭いは元より、あらゆる人からする臭いそのものが、参ってしまいます。
吐き気とか頭痛は当たり前にあり、自分は、多分、どうなれど、用意された避難所には行かないです。一人で何処までも、リュックに必要な物を入れて歩いていきます。その方が、自分には良いと考えたからです。