職場の喫煙所の問題・喫煙者からの三次喫煙 = 健康企業による受動喫煙撲滅の啓発(引用その3)
引用させていただいています、健康企業のブログ、続きです。
いままで→健康企業による受動喫煙撲滅の啓発
→健康企業による受動喫煙撲滅の啓発(引用その2)病院のそばに喫煙所?!
コミュニケーションの取り方を考えたいと思うコラム 喫煙所はもういらない たばこは意思疎通を促す道具でしょうか?
“正面玄関に灰皿を鎮座させている企業はグッと少なくなりました。残念ながら消滅してはいませんけど”
“それよりも従業員の入り口付近に、休憩する場所として喫煙所を設けている職場があります。わざわざ喫煙率20%弱となった喫煙者のために。設置した頃は福利厚生の一環だったのでしょうか?
福利厚生とは「雇用主が従業員向けに健康の増進や生活の充実をはかること」(*)です。
健康の増進をはかる・・・。はっきり言って、それは昭和時代の因習です。昭和時代の喫煙所の機能は、もはや負の遺構となっています”“たばこを吸いながら談笑している場面がないとは言えません。そのことよりもスマートホンのゲームや……インターネットサービスに見入っている人の方がずっと多いと思うのです……喫煙所はもはや社交の場ではなくなっている。副流煙の源になっているだけです”
“「人生にたばこは必要。」というキャッチコピーに目が留まりました。不健康な人生を送りたい人っていますか?そんな生き様になってしまう危険性の高い喫煙を勧めることは、どうしても合点が行きません。健康には決して良くない喫煙という行為を取る必要はありません”
“喫煙所のスペースはもったいないし、たばこの灰皿、究極的にたばこは要らないのです”
喫煙者がすぐ言う、「喫煙所で、よい交流ができる」「仕事の打ち合わせができて、いいアイデアも浮かぶことがある」などの、低レベルで的外れな屁理屈を、ちゃんと否定しています。
喫煙者同士しか話せない場所で、なにが仕事の話なのか。なお、喫煙所で内部情報が漏れる可能性も理由に、喫煙所を廃止した企業もあります。
次も職場の問題から。受動喫煙の悪臭そのもの、スメハラ・スモハラの考察です。
余計な思考に気を取られたくないと思うコラム たばこのニオイは雑念の引き金 立場をわきまえる時代
“たばこのニオイは不快なのです。
仕事の合間の休憩時間から帰ってきた従業員。たばこのニオイは口臭を防ぐタブレットでも隠せないのです。たばこを吸わない人は分かるのです。あの臭いが・・・”“漂うけむりを吸うことだけが、受動喫煙ではないのです!
たばこのけむりに乗って、有害な成分が髪の毛や衣服に纏わり付いている。これをサードハンズスモークと言い、れっきとした受動喫煙となるのです!”“黙っているけど、たばこを吸わない人にとってたばこのニオイが気になってしまうのです。中には気分が悪くなる人だっている。仕事に支障を来す場合もあるということを知って欲しいのです。Harassment=人を悩ますことはいろいろあります。喫煙者の方々、「Smell Harassment(スメハラ);においのハラスメント」で少しずつ人との接点が減っていくかも知れませんよ。(スメハラには気を付けましょう)”
“たばこのニオイを漂わせながら施設に出入りすると、面会する人たちに喫煙者だと感付かれます。健康志向が強い昨今、不健康な行動は、決して好印象を与えません。自分自身だけでなく、所属している会社にも汚名が注がれてしまいます”
“自分が置かれている立場を顧みる。そして令和とは喫煙習慣(嗜好の選択)を見直す時代なのだと思うのです”
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