1箱2000円前後、でも路上は無法喫煙だらけ? ~ ロンドン
外国の状況です。
こうも販売の規制があれば、喫煙者は少ないのでしょうが、規制がない所では受動喫煙が発生するということです。
タバコ1箱2000円、陳列販売禁止、屋内完全禁煙… なのにロンドンは路上喫煙に驚くほど甘かった!
=『まいどなニュース』2022.07.21(Thu)=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“空港の建物を1歩出た瞬間から、右も左も路上喫煙者だらけ……イギリスでは2007年から法律による厳しい喫煙規制が敷かれており、屋内は全面禁煙になっているというが、その分(?)、外ではみんなタバコをバカスカ吸っている”
“飲食店もテラス席は基本的にどこも喫煙可能で、道行く人のすぐ横で食事を楽しみながら紫煙を燻らせている人を至るところで見掛ける……その「道行く人」も少なくない数がタバコを吸いながら歩いているのだから、日本人からするとなかなか強烈な光景である”
“街でタバコ売り場を探してみると、これが全然見当たらない……陳列販売が禁じられているらしい。ではみんなどこで買っているのかというと、スーパーや食料雑貨店などの有人レジカウンターだ。店員に「タバコを売ってくれ」と声を掛けると、レジの後ろにある戸棚の扉を開けて、そこから取り出して売ってくれるという。知らなければ決して辿り着けない”
“買う方はどんなタバコがいくらで売られているか全くわからず、銘柄を見て選ぶこともできない……置いてありそうな「マールボロ」を頼んでみた。すると店員も黙って頷き、棚の扉をおもむろに開けて中のタバコを手渡してくれた。…のだが、パッケージが異様に黒い上、何やら喫煙で損傷を受けた肺だか脳だかのおどろおどろしい写真が大きくプリントされている。俺の知っているマールボロと違う。そう、イギリスではパッケージにも厳しい規制が設けられており、ブランドごとに異なるデザインにすることはできないのだ”
“衝撃だったのはその価格。マールボロは1箱13£ほど……日本円にして2250円……それであの極めて自由かつ盛んな路上喫煙ぶり、私はイギリスがわからない”
“高いのは世界に冠たるマールボロだからではないか? と……「ロンドンで最もポピュラーなタバコをくれ」と注文してみた……「Embassy Signature Gold」なるタバコ。パッケージはやはり先ほどのマールボロと同じデザインで、値段は10£ちょい、1750円ほどだった”
画像は2006年撮影(渡辺文学理事ご提供)、どこかの国の、マールボロと日本製タバコと(右下のは、私はどこのかわかりません)。
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