多くの店舗が灰皿撤去 最先端を行く県が「受動喫煙ゼロ」へ ~ 秋田
喫煙率の高い東北にもかかわらず、受動喫煙撲滅に以前から積極的に取り組み、最も先進的な県となっている、秋田県。
関連過去記事→秋田でも受動喫煙対策が進んでいます ~ 「タバコの煙で困りました」カードも頒布
☆『STOP受動喫煙 新聞』の大和浩教授の連載で、秋田の取り組みの詳細、評価が書かれています。29号・35号
先日の10月1日より、県の取り組みに賛同した多くの店舗で、灰皿の撤去や啓発ポスター掲示をしたそうです。(協力という約450店全店が喫煙場所をすべてなくしたとは書いていないので、どこまでかはわかりませんが……)
1カ月の「キャンペーン」とのことで試験的なようですが、やってみれば喫煙所など不要とか、無いほうが良いということがわかる店も多いはず。はたして喫煙所を再開するところはどの程度あるでしょうか?
受動喫煙をなくすキャンペーン スーパーなどで灰皿撤去
=『NHK NEWS WEB(秋田 NEWS WEB)』09月30日 12時49分= ※NHKは早く非公開となる傾向にありますので、その際は以下の文でご容赦ください。
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“受動喫煙をなくすためのキャンペーンが1日から始まるのを前に、県内のスーパーなどで灰皿が撤去……1か月間行うこのキャンペーンには、県内のスーパーやコンビニなどおよそ450店が参加します”
“秋田市山手台のスーパーでは30日、店の外の2か所にある灰皿が撤去……そして、受動喫煙の防止を呼びかける県のポスターが貼りだされました”
“ポスターに掲載されているQRコードをスマートフォンなどで読み込むと専用のウェブサイトにつながり、禁煙の指導や治療薬の処方を受ける「禁煙外来」の場所などを見ることができます”
“秋田県の喫煙率は令和元年度に20.6%で全国平均を上回り、特に男性の喫煙率は33.9%と全国で4番目に高い”
“ナイス山手台店……「受動喫煙についてお客さんから相談を受ける機会もあるので、喫煙者が自分の喫煙マナーを見直すきっかけになればいいと思います」”
地元新聞も。
コンビニ、スーパーが灰皿撤去 受動喫煙「ゼロ」へ、県がキャンペーン
=『秋田魁新報』2022年10月1日=
“ 秋田県は1日、受動喫煙による健康被害を防ごうと、「あきた受動喫煙ゼロ推進キャンペーン」を始める。31日までの期間中、県内のコンビニやスーパー、ホームセンターなど約450店が協力し、店舗敷地内の灰皿を撤去するなどする”
“ キャンペーンは、県民の喫煙率が全国的にみて高いことや、屋外喫煙による煙や臭いへの相談が県に寄せられていることから、初めて実施”
“期間中は参加店が喫煙所を閉鎖したり灰皿を撤去したりするほか、受動喫煙ゼロを呼びかけるポスターを掲示する”
実施についての県サイト広報の→「禁煙・受動喫煙」「あきた受動喫煙ゼロ推進キャンペーン」の実施について2022年09月02日
たぶん期間終了で削除となると思いますので、記録として、以下に画像をあげておきます。(いずれも画像のクリッで拡大します)
地域別協力店舗一覧(9月26日現在)
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
コンビニ灰皿 “撤去実験” その後~大分県 ’20年4月
まだあるスーパー入口のむきだし灰皿、地方紙が言及 ’20年12月
コンビニ店頭の受動喫煙撲滅へ、自治体が 各店へ要請!~ 岐阜県多治見市 ’20年11月
市内コンビニ灰皿、一斉撤去! ~西宮市、「改正法施行にともない」 ’19年10月
迷惑なコンビニの店頭灰皿・喫煙所の撤去を禁煙学会が求めました ’19年8月