渡辺文学理事の吸いガラ撲滅活動・主張が『東京新聞』に掲載されました ~ “タバコ会社が買い取るべき”

 禁煙運動の歴史・渡辺文学当機構理事の、街の吸いガラ“ポイ捨て”撲滅への活動はいままでもマスコミで取り上げられてきましたが(→末尾に過去の関連記事リンクを記載)、しばらくぶりに、今度は地元紙で紹介されました。

 「吸いガラは買い取らせるべき」との提案もしっかり載っています。

 ポイ捨てたばこ毎朝拾って8万本 「たばこ会社は吸い殻を買い取るべき」と訴える渡辺さんの考え
  =『東京新聞TOKYO Web』2023年5月16日 12時00分=

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“ 嫌煙権運動を約半世紀にわたって支えてきた一般社団法人「タバコ問題情報センター」(東京都千代田区)の渡辺文学代表理事(85)。4年前から自宅近くのポイ捨てたばこを拾い始め、計8万本を超えた”

“禁煙マークを胸に着けた渡辺さんが現れた。「昨日も拾ったのに、ほら、あちこちに落ちているでしょう?」”

“面倒なのは吸い殻を何本も詰めた空き缶だ。逆さにして振っても、出てこない。ペンチで缶を切り開き、分別している”

1日の平均は約60本。これまでの合計が、先月末に8万本を超えた……「……清掃工場で燃やせば有害物質が大気を汚し、排水溝からに流れ込めばフィルターがマイクロプラスチックになる」”

“78年、嫌煙権運動の事務局を引き受ける。電車でも飛行機でも病院でも、喫煙できた時代。渡辺さんたちは、当時の国鉄(現JR)などに対し、禁煙車両を増やすよう求める国内初の訴訟を起こすなど、たばこを巡る問題に粘り強く取り組んできた”

“ 今では喫煙率が下がり、受動喫煙の被害も減っていると考えられるが、残る課題の一つがポイ捨てだ。渡辺さんは毎朝の活動を機に、たばこ会社が吸い殻を買い取る制度を提案……「コンビニ店で『1本1円』で引き取れば、ポイ捨ては一気に減るはずだ」”

“昨年、世界保健機関(WHO)が「追い風」になる提言をした。たばこごみの回収やたばこによる環境汚染の浄化費用を、たばこ産業が全額負担するべきだと訴えた……世界で毎年、推定4兆5000億本……清掃に巨額の税金が使われている……スペインでは今年、清掃費用をたばこ会社に負担させる法令がスタートした”

“ 日本たばこ産業(JT)は……ボランティアの清掃活動を支援したり、ポイ捨てしないようホームページで促したりしている。しかし、渡辺さんは「ボランティア任せにせず、責任持って後始末するべきだ」と訴えている”


 【追記】この『東京新聞』引用とその後の活動状況について、『STOP受動喫煙 新聞』43号で掲載しています。

 
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓で引いてみてください。
 「“新型”モク拾い」渡辺文学さんのご活動が『読売新聞』でとりあげられています ’21年10月

 渡辺文学理事の「新型モク拾い」活動、『朝日新聞』でもとりあげられました ’22年2月

 “ムダ”ではない?『無駄の物語』著:田中潤理事長(受動喫煙撲滅機構) 渡辺文学理事のご活躍も紹介 ’21年10月

 吸い殻“ポイ捨て”対策として「リサイクル」を推進。回収にお金が出ます ~ 韓国 ’21年11月

 火が消えたタバコの吸い殻からも有害物質が発生…! 消しても消えない受動喫煙 ’20年2月

 障碍者の虐待になる“空き缶の吸い殻” ’22年1月

 「空き缶に吸い殻」は迷惑行為 リサイクルの妨害、作業者への健康被害も ’23年1月

 「軽犯罪」ではなく、「廃棄物処理法」違反で、「逮捕」されます=吸い殻の不法投棄 ’22年8月

 鉄道(駅・列車)の禁煙化の歴史 ’23年5月

☆『STOP受動喫煙 新聞』38号39号ではご本人の手記を掲載しています。

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