路上喫煙に警察介入や罰金は? 「夫が散歩中に喫煙するので困っています」
暮らしのお金に関するニュースサイトながら、なぜか受動喫煙・タバコ問題を多くあげているサイトで、またおもしろい記事がありました。 (→そのサイトの関連検索リンクは末尾に記載。)
夫が散歩中に喫煙するので困っています。警察に見つかったら罰金が発生するでしょうか?
=『FINANCIAL FIELD(ファイナンシャルフィールド)』2024.05.10=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“喫煙をめぐる問題点としてよく挙がるのが、散歩中にたばこを吸うなどの路上喫煙”
“喫煙者に当事者意識はなくても、周囲の人々は路上喫煙に対して危機感や嫌悪感を抱いているかもしれません……そこで、路上喫煙によって罰金が発生する可能性とあわせて、路上喫煙の危険性なども紹介していきます”
“結論、罰金が発生する可能性は大いにあります。しかし、散歩中の喫煙、いわゆる路上喫煙を禁じているのは各自治体による条例であり、自治体によって禁止事項の範囲や金額は異なります。条例違反にあたるため、正確にいえば支払うお金は罰金ではなく反則金です。罰金と反則金の大きな違いの1つは、前科がつくかどうかにあります”
“路上喫煙は刑事罰の対象ではないため、警察官が取り締まる可能性は低いかもしれません。巡回など、実務的に取り締まりを行うのは行政職員になります。しかし、声かけや行政職員の補助、指導などを目的に警察官がパトロールを行うこともあります……警察官に見つかることで、直接的ではなくても罰金に繋がる可能性は高いです”
“警察が介入できないからといって、注意をした警察官に高圧的な態度を取るのも止めましょう。公務執行妨害など、別の罪に問われる可能性があります。路上喫煙をめぐって、度々ニュースでも話題になっているトラブルです”
“路上喫煙で最も大きい問題点は受動喫煙による健康被害です。受動喫煙は肺がんなどの発症リスクを高めるなど、非常に危険な行為です。加えて、歩きたばこの場合は他人に火傷を負わせてしまうなどの事故も考えられます”
“警察官による取り締まりは少ないものの、散歩中の喫煙を含む路上喫煙によって罰金が発生する可能性は充分にあります。路上喫煙を禁じているのは自治体の条例のため、自治体によって細かい禁止事項や罰金額は異なります”
“路上喫煙には受動喫煙による健康被害や不始末からの火災など、他人を巻き込む問題点も多く存在します。路上喫煙をした結果、どんな被害をもたらすのかを改めて把握することが路上喫煙の防止への第一歩になるはずです”
記事は楽観的というか、警察が路上喫煙に注意することもあるように書いていますが、本当ですかね? 喫煙者への注意も、「声かけや行政職員の補助、指導など」も、見たことも聞いたこともありませんが。
私は交番が近かったりたまたま警官がいたりするときに路上喫煙があれば、「注意してください」と言いに行きますが、いちおう注意しに行ってくれることはあるものの、交番からなかなか出てこなくて、ゆっくりと来たらもう喫煙者はいなくなっていた、ということがほとんどです。
自治体の路上喫煙の指導員は、ほとんどが元警察関係者なのですから、先輩を助けてやってほしいところです。
この画像は、新コロ騒動下で閉鎖された喫煙所前で吸うバカに、ある人がそばの交番に行って出動させた例ですが、このときもしばらく警官は出ていかなかったので110番したところ、「そこなら交番警官に行かせてください」と言われたのでそう告げたらやっと出てきたそうです(詳しくは当時の記事に)。
ところでこのニュースサイト、右上の検索窓で「喫煙」や「受動喫煙」「タバコ」とか入れると本当に多く記事があることがわかります。受動喫煙撲滅に貢献、活動団体の一つと言ってもいいくらいですね?(『STOP受動喫煙 新聞』購読してくれないかな…?)
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