タイでも受動喫煙は「深刻な問題」 年間死亡者9千人、電子タバコ被害も啓発
外国でも受動喫煙は問題になっています。たいていの国では日本より規制が進んでいるものですが。
タイの情報ですが、日本は以前の試算ですが年間死者1万5千人ですので(末尾に過去の関連記事リンクを記載)、日本はもっとひどいということかも?
タイでは受動喫煙が深刻な問題
=『タイランドハイパーリンクス』2024年8月18日=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“タイ国民経済社会開発庁……毎年9,000人以上が受動喫煙により死亡しているという深刻な問題を提起”
“これは、アメリカで報告された数字を上回っています”
“タバコの使用はわずかに減少しましたが、受動喫煙の問題が依然として深刻……公共の場所での禁煙規制の強化や、指定喫煙エリアの設置が求められています”
“健康専門家は、電子タバコの影響についても強い懸念を抱いており、それが無害だと信じている親たちの誤解を解こうと……電子タバコによるニコチンへの曝露が子供の認知機能や発達に深刻な影響を及ぼし、将来的には伝統的な喫煙や違法薬物使用に繋がる可能性があると警告”
“この状況は、喫煙率を低下させ、若者や脆弱な集団をニコチン依存の有害な影響から守るための強力な公衆衛生戦略が求められています”
電子タバコについても触れていますが、日本の電子タバコの詰め替え液体がニコチン入りを禁止しているのに対して、ニコチン入りを認めているのか、それとも日本でもよく混同されているように加熱式タバコ(詰め替えは液体ではなくタバコの葉、当然ニコチン入り)のことを電子タバコと呼んでいるのかは不明です。しかし、日本でも加熱式タバコはそのように誤解されていますし、ニコチンのない電子タバコ詰め替えでも、添加物が入っているので有害性はあります。
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