講演(学術会議)があります 「加熱式タバコと水タバコ」(現地+リモート 一般1000円)’24年11月16日(土)10:00~18:00 「禁煙推進学術ネットワーク」
大和浩教授のメールマガジン配信で、医師を中心とした全国的な禁煙団体「(一社)禁煙推進学術ネットワーク」の学術会議・講演会の案内がありましたのでお知らせします。
一般の人も1000円で参加できます(医師は高い)。
会場での聴講(東京・築地)だけでなく、リモート視聴もできるそうですので、遠方の方もどうぞ。
テーマは、かなり広まってきた加熱式タバコについてあらためて、そして、ひそかに増え出し、使用させる店舗も急増している、
「水タバコ」についてです。
第6回禁煙推進学術ネットワーク学術会議 シン・たばこ対策 ここまでわかった加熱式たばこと水たばこ
=「一般社団法人 禁煙推進学術ネットワーク」=
※「オンデマンド配信」とは、録画を後日も配信、つまり講演の開催時間以外でも視聴できる形式のことです。それはやらないとのことで、リモートの人は講演と同時視聴(ライブ配信)のみということのようです。オンデマンド配信とは?メリットやライブ配信との違いを解説=『動画総合研究所』2023.09.22=
プログラム(仮タイトル・敬称略)
開会式 10:00-10:10
開会のことば 片野田 耕太(国立がん研究センター がん対策研究所)
理事長ご挨拶 朔 啓二郎(禁煙推進学術ネットワーク理事長)セッション1 加熱式たばこは生活習慣病のリスクを上げるか? 10:10-12:00
座長:福田 実(日本赤十字社 長崎原爆諫早病院)
1.加熱式たばこそのものの有害性(成分分析と曝露評価)
稲葉 洋平(国立保健医療科学院 生活環境研究部)
2.発がんリスク(DNAメチル化など)
清水 厚志(岩手医科大学 医歯薬総合研究所)
3.循環器疾患、呼吸器疾患への影響
原田 成(慶應義塾大学 医学部)
4.加熱式たばこによる受動喫煙
大森 久光(熊本大学 大学院生命科学研究部)昼食休憩(理事会+定例会議@セミナールーム) 12:00-13:30
セッション2 加熱式たばこは歯科疾患のリスクを上げるか? 13:30-14:50
座長:稲垣 幸司(愛知学院大学 短期大学部)
1.ヒトを対象とした歯科疾患リスクの証拠
松山 祐輔(東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科)
2.加熱式たばこが歯周組織に及ぼす影響
今村 健太郎(東京歯科大学 歯学部)
3.加熱式および燃焼式タバコによる細胞毒性とゲノム毒性
長谷川 正午(愛知学院大学 歯学部)(休憩 14:50-15:00)
セッション3 加熱式たばこで禁煙できるか?社会全体で考えるたばこ対策 15:00-16:20
座長:片野田 耕太(国立がん研究センター がん対策研究所)
1.加熱式たばこ使用者の禁煙可能性
尾谷 仁美(東京財団政策研究所)
2.未成年・若年成人の加熱式たばこ使用状況
桑原 祐樹(鳥取大学 医学部)
3.患者の立場から考えるたばこ問題
長谷川 一男(肺がん患者の会ワンステップ)(休憩 16:20-16:30)
セッション4 水たばことは何か?健康被害はあるのか? 16:30-17:50
座長:稲葉 洋平(国立保健医療科学院 生活環境研究部)
1.水たばことは何か、どれくらい店舗があるのか
村木 功(大阪大学 大学院医学系研究科)
2.水たばこ提供店舗の有害物質濃度
姜 英(産業医科大学 産業生態科学研究所)
3.水たばこの使用状況
井坂 ゆかり(筑波大学 医学医療系)閉会式 17:50-18:00
次期学術会議会長ご挨拶 長谷川 高志(日本遠隔医療学会)
閉会のことば 福田 実(日本赤十字社 長崎原爆諫早病院)
稲垣 幸司(愛知学院大学 短期大学部)
参加は以下から。当日でもよいみたいです。
参加登録
大和教授より、水タバコ喫煙時の測定。
数値はけっこう高いようです。
同団体の過去の開催はこんなものでした。
年次学術会議
当機構サイトでの昨年の紹介 タバコ撲滅のイベント ~ ’23年10月1日(日)「今度こそ、タバコ製品と サヨウナラ」 第5回 禁煙推進学術ネットワーク学術会議
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓やカテゴリーで引いてみてください。
第45号–2024年・冬号(’24年1月) 目次一覧 ※コメント欄に水タバコについて投稿あり。
加熱式タバコにもニコチン・タールが入っているのに表示が無い…!? ’24年8月
住宅の受動喫煙問題が英語紙『ジャパンタイムズ』で掲載されました 改正法・飲食店の加熱式タバコ問題も言及 ’24年6月
食や生活の本当の危険を訴える『食品と暮らしの安全』誌が加熱式タバコについて特集=「紙巻タバコの喫煙を増やす」 ’22年12月