「喫煙所が無くなって本当に快適」「タバコの煙は暴力」 いまだにある職場の受動喫煙、被害者の声 ’24年
改正法で禁止されたのに、いまだにある、職場の受動喫煙問題。
被害者の声を集めた記事が、よく受動喫煙問題を取り上げているニュースサイトでありました。
社内の喫煙所を撤去した結果……「タバコ臭さを感じることがなくなって本当に快適」と語る女性
=『キャリコネニュース』2024.9.27=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“福岡県在住の50代男性……元喫煙者。職場にたばこ休憩はない……「喫煙者に勤務時間中にタバコを5本吸わせたら少なくとも30分は非喫煙者より休憩を与えることになり、著しい不平等になる」”
“「タバコの煙は暴力に近い事を知って欲しい」
神奈川県在住の30代女性……社内では「勤務時間内が全面禁煙になったため、たばこ休憩はない」ことになっている……しかし、強制力のある規則ではない……どうしても吸いたい人は吸う現状……それでも……
「社内の喫煙所がなくなったことでタバコ臭さを感じることがなくなって本当に快適。特に妊婦期間に社内で副流煙を吸わなくて済んだのがよかった」
……喫煙者からは現状のルールに反対の声が上がっているというが、「絶対に禁煙を維持してほしい」と強く求めていた”“東京都の40代前半の女性は元喫煙者……禁煙をしたきっかけは「喘息発症」……ほかの病気も発症し、「タバコの副流煙も厳禁!」と医師に厳命されたという。発作に備えて常に薬を携帯している……
「そんな人間にとって、タバコの煙は暴力に近い事を知って欲しい」
「喫煙スペースの近くを知らずに通り、排気からの副流煙で発作を起こしたり……」”
最後の人、自分がかつて大勢に暴力をふるっていたことの、強い反省を持って、禁煙の活動をしてほしいですね。
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