タイガースも禁煙に (’24年11月より) プロ野球ではたった3球団目？ セリーグ初？
日本の野球界はかなり遅れているのですね。
子どもたちの憧れの選手が喫煙、人に受動喫煙をさせているのは、問題です。
阪神・11月から「全面禁煙」導入 球児監督改革第1弾 チーム活動時は選手もスタッフも首脳陣も
＝『Sponichi Annex(スポニチアネックス)』2024年10月30日 05:15＝
以下抜粋、｢……｣は文省略･太字化は引用者によります。
※｢NPB｣＝｢日本野球機構｣ エヌ‐ピー‐ビー【NPB】の解説
“阪神が来月からチーム活動時や活動エリアでの｢全面禁煙｣を導入……高知県安芸市で秋季キャンプがスタートする11月1日から実施予定”
“健康増進やパフォーマンス低下の防止が導入の理由で、藤川球児新監督(44)の意向も反映されたもよう”
“甲子園球場のクラブハウスなどの喫煙スペースがなくなり、ビジター球場でも同様のルールが適用される”
“球界では異例の｢禁煙ルール｣……シーズン中のホーム、ビジター球場での全面禁煙……遠征の際の宿舎滞在時やプライベートの時間に関しては適用されない”
“ NPBでは日本ハム、ロッテ続いて3球団目でセ･リーグでは初。球団では過去に2軍で禁煙ルールを導入した期間もあるが、1軍でシーズンを通して実施するのは今回が初めて”
“藤川新監督の意向も反映されたもようで新指揮官が断行する大きな改革と言える”
“最大の理由が選手の｢健康増進｣……パフォーマンスの向上と低下の防止。タバコの煙には有害物質の1つである｢一酸化炭素｣が含まれ……体内での酸素運搬が滞る……運動能力の低下や息切れが起きやすくなる……血中酸素濃度が低くなれば筋肉は酸欠状態で硬くなり、選手のフィジカル強化に欠かせないウエートトレーニングにも悪影響……禁煙は、プロアスリートとして最良のコンディションで最高のパフォーマンスを維持することに直結する近道”
“ チーム内には愛煙家も少なくないが、ある選手は｢これを機に(タバコを)やめようと思ってます｣と早くも“タバコ断ち”を宣言。コーチやスタッフの一部喫煙者も今回の禁煙ルールを好意的に受け止めている”
“選手の健康も守る！V奪回へ逆襲ののろしは上げても、タバコの煙は立てない”
この一覧の図、○と×を逆に書くべきですね。(｢喫煙可｣が×のはず。WHOの各国の表はじめ、禁煙の進捗の表などふつうは完全禁煙が○)
私がこの報道を知ったのは、千葉県の活動者による｢スモークフリーキッズ Smokefree.Kids｣のフェイスブックからですが、そこには、
｢日本野球選手の喫煙率が高いことは世界的に有名。
少年野球でも指導者や父兄が喫煙している風景も日本では当たり前……
少年野球からの付き合いから喫煙者になった子どもたちも多いと思う。｣
と書かれていました。
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