前澤氏、ゴルフツアーでの「喫煙」質問に、「耳を疑った」「もちろん断った」「お子さんもいる」「見える場所で試合中に」「どういう感覚」「だからダメ」「変えていかないと」呼びかけ

 この人、どんな人かよく知らないのですが、考え方しっかりしている方なんですね。

 前澤友作氏、主催のゴルフ試合で選手のホール間喫煙問い合わせ「耳を疑った」「どういう感覚?」
  =『デイリー』2025.04.10=

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“前澤友作氏が……ゴルフツアー「前澤杯 MAEZAWA CUP」について、選手、キャディーがホール間で喫煙することは可能かとの問い合わせがあったといい「もちろん断った」と”

“「JGTOより『前澤杯でホールとホールの移動の際に選手やキャディーがタバコを吸っても良いですか?』との問い合わせ」があったといい「耳を疑った。もちろん断った」と”

“「多くのお子さんもいるギャラリーから見える場所試合中に選手がタバコを吸うって。どういう感覚してんだろう。だからダメなんだよ」とピシャリ。「変えていかないと」と呼びかけていた”

 きっとこの発言に対して、“ちょっと聞いただけなのに、きびしすぎ”とかいうやついるでしょうね。
 しかし、普段の遊びのプレーでも問題ですが、れっきとした試合中のことです。

 「試合中に見えるところで酒のんでもいいですか」
 「ゴミ“ポイ捨て”してもいいですか」
 「裸になってもいいですか」
 「立小便してもいいですか」

 といった質問と同じなのです。
 「どういう感覚してんだ」「だからダメ」「変えないと」という考えが、まったくもって正しいのです。

【追記’25.4/29】
 その後、上記記事を受けてのさらに詳しい論説がありました。(ふだんは“反・禁煙”“タバコ・喫煙所の推進”の記事を書いているマスコミですが?)

 「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤
  =『日刊ゲンダイDIGITAL』2025/04/25 06:00=

“大会が始まる直前に、ある問題が物議を醸した……共催する日本ゴルフツアー機構(JGTO)から、主催者の前澤友作氏に問い合わせがあり苦言を呈した一件……前澤氏は自身のXにその内容を公開……「JGTOより、ホールとホールの移動の際に、選手やキャディーがたばこを吸ってもいいですかと問い合わせがあり、耳を疑いました」……と即座に拒否した理由をつづっている”

“ これは前澤氏だけではなく、ファンの声も代弁しているのではないか。
 プレー中に喫煙する姿を見せるプロスポーツなど聞いたことがない

“ 日本の男子ツアーは何十年も前からプレー中の喫煙が問題視されてきた。その元凶だったのは、全盛時の尾崎将司や青木功らを筆頭とするスター選手……彼らは大勢のギャラリーの前で平気でたばこの紫煙を吐き散らしていた。尾崎はフェアウエーでも吸っていたし、くわえたばこでサインしていたことも……丸山茂樹は……プレー中に煙を吐き散らし、ファンに不快な思いをさせていた”

“他のプロも当たり前のようにたばこを吸っていたが、当時のプロゴルフ協会やその後のJGTOは、スター選手に気兼ねをし、スポーツ紙やゴルフ誌も同じ理由で素知らぬ顔。マナーの悪さを断じ続けたのは、日刊ゲンダイただ1紙。筆者も一緒に記事で訴えたが、馬の耳に念仏だった”

“ 時代がそれを許さなくなったのか、近年は喫煙プレーが姿を消したと思っていたが、ティーイングエリアで煙の少ない電子たばこを吸っている者はまだいる。煙が少なければいいと思っていたら大間違い

“今回の選手からの問い合わせで、その反省が全くないことが露見した”

“それをとがめるどころか、選手からの要請で、主催者に「吸ってもいいですか」と問い合わせたJGTOの能天気ぶりには呆れるばかりだ。こうしたことも、人気低迷の一端になっていることに気付いていないのだろう”

“ 前澤氏の「だからダメなんだよ。変えていかないと」とは、正鵠を射た苦言だ”

 さらにこの記事を冒頭にあげてのブログが。ゴルフ場の喫煙だけでなく、マスコミが報じないことを問題にしています。

 喫煙について報じない記者クラブメディア
  =『野球の記録で話したいBaseball Stats Lounge』ㅤ2025年04月26日=

“1992年だったと思うが……試合前のグリーンで尾崎将司が、タバコを悠々とふかしながら練習をしているのを見て、ぎょっとした記憶がある”

“ゴルフ場でのクラブハウスでは、一応文苑(注:「分煙」の誤変換か)にはなっているが、今も喫煙が当たり前になっているが、メディアは何も言わない”

“そもそも新聞記者やカメラマンの中には自身もタバコを喫う連中が多い。春季キャンプの喫煙室では、選手、コーチとメディアが紫煙を上げながら談笑するのを見ることもある”

“自身のメディアでは「禁煙社会の実現を」とか言いながら、自分たちはタバコをやめられない。また、自分たちは喫わなくても取材対象の喫煙について記事にすることができない。この手の「及び腰」は「記者クラブ」に所属して取材特権があるメディアに特有ではないか”

“デイリー新潮
「禁煙のホテルに喫煙所を設置させた」 G7会合で発覚した「岩屋外務大臣」の“恥ずかしい行動” 「外交日程で一番気にするのは、いつ、どこでタバコが吸えるか」

自民党を中心として国会議員には喫煙者が多い。それだけでなく「受動喫煙防止を目的とした健康増進法改正」に反対する議員も多い。
建前上は「禁煙」に賛成しつつも「自分は喫いたい」というせこい議員がたくさんいるのだ。そして取材特権を持つメディアも、それについて強く言わない”

“オールドメディアに対する世間の不信感の一端は、このての気持ちの悪い「二枚舌」にあることに、そろそろ気が付くべき”

 

『禁煙ジャーナル』より
(クリックしていくと以前のこの画像掲載の記事が、最後に『禁煙ジャーナル』紹介記事が見られます)

 
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 ゴルフ場も禁煙ですよ ’22年4月

 喫煙、吸い殻放置の客は「いちばん困る」 ~ 常識のないゴルファーたち ’22年6月

 ゴルフしながらの喫煙は不可 “路上喫煙と同じ” ’23年11月

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 「今の時代、タバコ臭い人は嫌がられる」 ゴルフ場での違反行為にプロが警鐘 ’24年7月

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