食品卸売市場で違反喫煙が10年以上横行! 「あまりにも身勝手」「口にする生ものを扱っている人たちが」
昔は、築地とかの市場でも、魚とかむきだしの食品の前で従業員が平気でタバコ吸っていたものですが(漫画『築地魚河岸三代目』などでよく出てきました)、時代が変わっています。
しかし考えてみれば、以下の記事の関係者の「あまりにも身勝手。魚とか口にする生ものを扱っている人たちが、そういうことをしていいのか」というのがもともと当然だったはずですね。
仙台市中央卸売市場で喫煙ルール違反が横行 仙台市がルール順守を呼び掛け
=『khb(東日本放送)』(’25年)5/15 (木) 18:10=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“ 仙台市中央卸売市場で、喫煙場所以外でたばこを吸う行為が横行していることがkhbの取材で分かり……市場関係者からの抗議を受けて、仙台市はルールを守るよう呼び掛け”
“関係者が撮影した写真では、魚が入った発泡スチロールの上で品定めをする男性が火がついたたばこを手にしています。灰が落ちても不思議ではありません。
他にも喫煙所ではない場所で、堂々とたばこを吸う市場関係者の姿が撮影されています”
“厳しい衛生管理が求められる市場でのこうした喫煙は、煙や灰が鮮魚などにかかる可能性もあり、他の市場関係者からは憤りの声が……「あまりにも身勝手。魚とか口にする生ものを扱っている人たちが、そういうことをしていいのか。ポイ捨てまでしていいのかと」”
“数カ所設けている喫煙所以外の場所での喫煙を禁じていますが、関係者によると少なくとも10年以上こうした状況が続いていると”
“「競りの人や仲買人、仕事に携わる人が場内は禁煙ですと張り紙をしているにもかかわらず、ほぼ毎日のように魚の上、生ものの上でやられている」”
“仙台市も、この事態を認識……中央卸売市場管理課……課長「灰皿の場所を明確にした際は喫煙場所で吸っている人が多かったと聞いていて、だんだん形骸化してきて以前の状態に戻りつつあるのが現状なのかなと」”
“市は4月末に市場関係者に向けてルールの徹底を呼び掛けるチラシを配布していて、場内の巡回を強化し複数回注意しても従わない場合は処分も検討”
“課長「より具体にここでしか吸えないとはっきり伝わるような形で、今後は対応していきたいと思っています」”
しかしこの指定された喫煙場所も、通行のあるところに灰皿むき出し、のいい加減なものですね。食品にさえ灰・煙が行かなければよしとして、人への受動喫煙には関心がないようです。
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