新幹線の女性トイレで喫煙し警報が鳴る! 車掌が「タバコ吸いましたね?」と呼びかけ、あとで出てきたのは男性!?
またまた新幹線での喫煙(なぜか続くものですね)、よくあるトイレの警報機は本当に作動するのかな、と思っていましたが、ちゃんと鳴るのですね。
そして驚いたのは、その女性トイレから出てきたのはなんと男性だったとのこと! これは二重の犯罪ではないでしょうか?
「キモすぎる」新幹線グリーン車、女性用トイレで喫煙 出てきたのは高齢男性…異常事態にあ然
=『ENCOUNT(エンカウント)』2025.06.13=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“新幹線に乗っていたら、急にアラーム音が鳴り始めた。警報が聞こえてくるのは、どうも女性用トイレから……車掌が飛んできて、「お客さんたばこを吸いましたね?」と問い詰め……トイレから出てきた人物に仰天。迷惑マナー違反の一部始終を聞いた”
“「先日グリーン車の女子トイレから大きなアラーム音がして、何人かの客が外から『大丈夫ですかー』なんて声かけをしてたんだけど、憮然とした顔の車掌がやってきて『お客さんタバコ吸いましたね? 煙を感知すると音が鳴るんですよ。やめて頂けませんか』って言ってた。ちなみに出てきたのはジジイw」
驚きの事態をXで報告したのは、heppoko(@redpediatrics)さん”“ 日曜の夕方、多くの人が静かに過ごす時間帯……「のぞみで新横浜に向かっている途中……グリーン車の、車両の端に近い通路側の席に座っていた……小田原を通過したあたりで女子トイレあたりからアラーム音が鳴り始め……」
何事かと周囲がそわそわ……「……何人か個室に向かって『大丈夫ですか?』と声をかけていたので、女子トイレで何かあったのかな、と思いました。また、個室内からの返事がなかったので、急病人だったらどうしようとは思っていました」”“「新横浜で降りる人たちがデッキに立ち始めたところで、車掌さんがアラームを止めに来て、個室に向かって大きめの声で話していました。内容は投稿の通りです。車掌さんが話している間に個室内からの返事があったかどうかは分かりませんが、新横浜が近くなって減速し始めたこともあり、車掌さんはキツめに話をした後、その場を離れました。ここまで、個室のドアは閉まったままでした」”
“heppokoさんも新横浜駅で下車するため、準備をしていたところ、がく然とする光景が目に入ってきた。「新横浜に着いて列車のドアが開いたとほぼ同時に女子トイレのドアが開き、高齢の男性が出てきたのを目撃しました」”
“投稿は反響を呼び、「ダブルでダメやん」「キモすぎる」「それも女子トイレ!!!!気持ち悪い!!!」と、不快感を口にする人が続出”
“ 新幹線内で相次ぐ乗車マナーやルール違反。個人の資質に関わる部分も大きいが、みんながより快適に乗車時間を過ごせるように、乗客側の意識向上も求められている。heppokoさんは「自分は喫煙しないので、喫煙者の『喫煙を我慢できない気持ち』は分かりかねますが、ルールを無視せざるを得ないほどの何かがあるんでしょうね。99.9%の喫煙者が我慢できている以上、今回のエピソードはある意味特殊な人間によるレアケースに過ぎないのではないでしょうか……今回の高齢男性は、もし新横浜に着くのが30分遅かったら車掌に捕まっていたかもしれません。『女子トイレで』というのはただ単にトイレの表示を見てなかっただけではないでしょうか」”
その元のツイッター画像は以下。
ちなみに、トイレのタバコ吸って本当に警報が鳴るのか、消防のサイトでの記述がありました。
煙感知器はタバコで反応する?煙式火災感知器を徹底解説
=『全国消防点検.com』2022-12-22=
“すべての火災報知器(感知器)がタバコの煙に反応する訳ではありません。一方、タバコの煙に反応しやすい感知器もあります”
“タバコの煙に反応する感知器は「煙感知器」または「煙式感知器」と呼ばれるタイプのもので、一般的な建物にあるような天井に備え付けられている白いドーム型の物が該当……煙感知器はタバコの煙のような少量の煙では反応しないよう「リーク孔」と呼ばれる空気の逃げ道となる穴が開いています。
つまり、煙が絶えず一定量以上発生しない限りは反応しない仕組みになっている訳です。しかし、狭い喫煙室にたくさんの人が揃ってタバコを吸うようなケースでは、リーク孔から逃がす煙よりも、感知器内に入る煙の量が多くなって反応することもあります。
このようなタバコの煙による誤作動を防ぐために、煙が発生しやすい喫煙室や台所といった場所では、煙感知器とは違う仕組みの「熱感知器」を設置するようになっています”
“煙感知器がタバコに反応する主なケースは以下の通りです。
・高濃度
・空気が滞留しやすい場所
・狭い場所
・煙感知器が老朽化している
・物理的な破損がある”“煙感知器がタバコの煙に反応するケースとして「狭い場所」……なおかつ空気が滞留しやすい場所に煙感知器が設置してあると、報知器内が煙で高濃度になる条件が整ってしまいます。
身近なところでは「トイレ」などが当てはまるため、トイレでタバコを吸うことは感知器の誤作動を招くかもしれません”
感知器はタバコの「誤作動」を防ぐようになっている? 喫煙可能のところで使用される感知器を前提とした記述のようです。
問題の新幹線では車掌がすぐ来て喫煙と断定したようですから、新幹線のトイレの感知器は高感度で、タバコで警報が鳴ることがよくあるということでしょうか。
今回の例はツイッターであげられたので明るみに出ましたが、実際はよくあることなのではないでしょうか。
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