また電車運転士が多数の乗客を乗せ走行中に喫煙! 東武鉄道・伊勢崎線
最近聞かないと思っていましたが、また出ました。(→末尾に過去の関連記事リンクを記載。)
実際は、発覚して報道されるのは氷山の一角で、バレていない、または社内でもみ消された違反が無数にあるでしょうね。
電車内の喫煙は、鉄道会社のルール以前に、「改正健康増進法」という国の法に違反しています。
見つけたりくさいと思ったら、必ず本社に通報し、できればこの記事の人のようにSNSなんかであげてやりましょう。
【運転士が走行中に喫煙】乗客200人を乗せて“喫煙”する運転士が物議「昭和ならまだしも」東武鉄道に聞いた見解は
=『週刊女性PRIME』2025/10/3=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“SNSに投稿された、東武鉄道の車内で撮影された動画が物議……
「1分弱の動画で、男性の運転士が先頭車両の運転席で電車を走行中、手に握った何かを口元にもっていく様子が……投稿者は、運転士が電子タバコを吸っていたのではないかと……もちろん東武鉄道は、すべての列車内で全車両が禁煙。駅構内も喫煙を禁止……にもかかわらず、運転士が電車の走行中に喫煙をしていたとなると大きな問題でしょう」(ワイドショースタッフ)”“動画は、即座にネット上で拡散。
《昭和ならまだしも…》
《国鉄は中距離列車の乗務員室に灰皿を設置していたので“ヨシ”でしたが、このご時世に喫煙乗務とは…》
《アウト。吸いたいなら電車を降りてから》
《まだ、こんな乗務員いるのかよ》
といった非難の声が”“ 東武鉄道は、動画が投稿された2日後の9月30日付で文書を発表。《運転士が乗務中に喫煙していた事象について》というタイトルで、ホームページに掲載……
運転手が電子タバコを吸っていたのは、東武伊勢崎線の『花崎』駅から『加須』駅間を走行中だったとして、
《ご利用のお客様に大変ご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申しあげます》
と、謝罪。この列車の乗客は約200人だった”“「弊社のお客さまセンターに、運転中に喫煙している動画がSNSに投稿されているという連絡をいただきました。お客さまセンターには“事実ならば許されないこと。事実確認と原因究明を依頼する”といった意見も届いております」”
“「お客様には車内での喫煙禁止をお願いしている立場にもかかわらず……あってはならないことであり……社内規則にのっとり、厳正に対処いたします。加えて、全乗務員に対し、乗務中の執務態度について指導を徹底し、再発防止に努めてまいります」”
“ 鉄道は乗客を運ぶと同時に、その命も預かっている”
非難の声を多く紹介した記事も。
電車の運転士が “電子タバコ” を吸いながら運転 SNSで拡散されネットでコメント殺到「路上喫煙だと1000円徴収されるのにな」「自分ちのファミリーカー運転してる感覚なんかな」
=『msn』(公開日時不明)=
“東武鉄道は、同社の運転士が列車運行中に電子タバコを使用していた事実を公表し、謝罪”
“2025年9月28日午後1時47分ごろ、東武伊勢崎線の花崎駅~加須駅間を走行していた普通館林行き(……6両編成、乗客約200名)で、58歳の男性運転士が電子タバコを吸っていたことが判明”
“この行為はSNS上に投稿されて拡散され、鉄道会社が事実確認を行った結果、運転士本人が喫煙を認めた”
“安全運行が求められる鉄道業務において、運転中の喫煙という前代未聞の行為が発覚したことで、SNS上では様々な声が相次いでいます”
“「なんか会社に不満があって炎上覚悟でやったとしか思えん」
……
「昭和だなぁ。まだ電子タバコなだけ良いのか」”
「自分ちのファミリーカー運転してる感覚なんかな」
「路上喫煙だと1000円徴収されるのにな」”
「前代未聞」ではなくて、今までもありますよ。末尾の過去記事参照。
それと、どの記事も「電子タバコ」と書いていますが、電子タバコはそんなに普及していないので、「加熱式タバコ」ではないでしょうか。
探すといろいろ出てきました。動画つき、処罰のことまで言及した記事。
【悲報・動画】東武鉄道運転士さん乗務運転中に我慢できず喫煙してしまう
=『トレンドニュース速報!』(公開日時不明)=
文はコピーできないようになっていますので引用なし。いいこと書いていますのでリンクでお読みください。
先の記事よりいち早く公開された以下のブログ記事、内容は短いですが動画へのリンクも入っています。
【東武鉄道】運転士が乗務中に喫煙
=『れもいち写真館』2025-09-29=
“https://youtube.com/shorts/rbDjkw4trwA?si=MLyG0MCfXUI3GuOW”
“2025年9月28日、東武鉄道の運転士が乗務中に喫煙している様子が目撃された”
“私は2023年1月に、東武鉄道の運転士が館林駅のホーム上に痰を吐き出す瞬間を目撃したことがある”
“東武鉄道の企業体質はやはり古き悪しきものなのだろう”

以下は何かの報道の引用のような体裁。各社の報道の要点や、鉄道会社の対応すべき点も詳しく書いています。
東武伊勢崎線、走行中の運転席で電子タバコ――信頼を揺るがす瞬間がSNSで拡散
=『インサイトエクスプレス』2025年10月03日=
“日本の鉄道では車内全面禁煙が広く定着しており、加熱式・電子タバコも原則禁止の扱いです。駅構内の喫煙所撤去や車内禁煙の歴史的な流れも進んでおり、禁煙規範は強化されてきました。禁煙場所での喫煙は法令や規則の違反にあたる場合があり、公共交通の安全運行の観点からも厳格な運用が求められます”
“初報後の論点は……安全監視や注意配分に与える影響、社内教育と現場マネジメントの実効性、そして利用者への情報提供の密度とタイミングです。安全確保と信頼回復に向け、運転室内の遵守事項の再確認、監視・通報の動線設計、処分・指導の透明化が注目点になります”
“今後の焦点
– 処分と教育の線引き: 個人の処分と全乗務員への指導の実効性をどう担保するか。
– 安全文化の再確認: 車内禁煙の徹底を、現場の行動規範としてどこまで“体に染み込ませる”か。
– 情報開示の継続: 事後対応の進捗(処分結果・指導内容・再発防止策)を適時に公表できるか”“運転席での一挙手一投足は、すべてが公共の信頼に直結しています。電子タバコを吸う姿が映像として残り、拡散される時代に、「誰も見ていない」という感覚は成立しません。見られていないと思った瞬間に、その行為は誰かの記録に変わり、社会全体の判断にさらされます”
“問題は喫煙そのものよりも、「見られていないから大丈夫」という思考の危うさです。公共交通の現場では、常に見られている前提で動くことが安全の最低条件になります。これは監視の強化ではなく、信頼を維持するための当たり前の前提”
“利用者が求めているのは謝罪文ではなく、行為がどう扱われ、どのように再発を防ぐのかという具体的な対応です。処分の内容、教育の方法、確認の仕組みを明示しなければ、信頼は戻りません”
[当サイト関連既報] ※他にもありますので、検索窓やカテゴリーで引いてみてください。
走行中の特急列車でタバコを吸っていた乗務員(車掌)、通報される…“常習犯”だった・・・「加熱式タバコだから」「バレなきゃいい」 名鉄(名古屋鉄道) ’21年9月
電車運転中に喫煙、今度は電子タバコ ~ 東急電鉄 ’22年11月
また電車内で、車掌が喫煙 ~ JR東日本 ’23年1月
また車掌が電車内で走行中に喫煙!~JR京都線~ “ベテラン車掌”が出発直後から! ’25年6月
鉄道(駅・列車)の禁煙化の歴史 ’23年5月
“新型タバコ”=〈加熱式タバコ〉と〈電子タバコ〉=について、「正しい知識を持ちましょう」~ 自治体広報~奈良市(大和浩教授の研究を参考) ’21年2月

