違反金を20倍の2万円に! なくならない路上喫煙に厳しい対策 「10万円だっていい」声も ~ 兵庫県姫路市
兵庫県の姫路市で、もともとあった路上喫煙禁止地区の罰則金が、ドバっと引き上げられるそうです。
たくさん報道されましたので、見つけた中から日時順に列記します。
世界遺産・姫路城前での路上喫煙、7月から過料2万円に引き上げ方針
=『朝日新聞DIGITAL』2026年3月12日 10時45分=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“ 兵庫県姫路市は、姫路城前の大通りなどに設けた路上喫煙禁止区域でたばこを吸った人から徴収する過料を、1千円から2万円へ引き上げる条例改正案を市議会に提案……常任委員会で全会一致で可決され、本会議でも可決の見通し。7月1日から施行”
“2008年から、たばこのポイ捨てや受動喫煙を防ぐため、「姫路のまちを美しく安全で快適にする条例」に基づき過料を徴収……規定は「2千円以下」だが、施行規則によって実際の徴収額は1千円としてきた。これまでの徴収件数は4342件”
“全国で同様の規制が進むが、金額的には極めて高い部類……加熱式たばこも新たに規制の対象とする”
“ これまではパトロール中……職員が禁止区域で路上喫煙者を見つけると、その場で徴収……改正では、勧告とその後の命令に従わなければ徴収するという、段階を踏むやり方に改めた……知らずに訪れた、外国人を含む観光客からいきなりお金を取り立てるのはどうか、という意見が市議会などから出ていたためだ。24年度の71件の内訳は、外国人6件、市外22件、市内16件、不明27件”
“今後、公衆喫煙所を姫路駅前に新設し、パトロールの職員が喫煙者をそちらへ誘導する。外国人向けに多言語の看板も設置”
“パブリックコメントでは、過料引き上げに肯定的な意見は29件、消極的意見は11件”
“ 県内では、西宮市や芦屋市などが条例で「5万円以下」と姫路市より高額な設定をしているが、実際の過料は1千~2千円にしている。神戸市や尼崎市なども1千円”
禁止区域で喫煙、違反金2万円に…1000円から大幅引き上げ、加熱式たばこも対象
=『讀賣新聞オンライン』2026/03/19 12:40=
“JR姫路駅や姫路城周辺、大手前通りの路上喫煙禁止区域で喫煙した場合の違反金(過料)を、現在の1000円から2万円に……違反金は県内で最高額になる”
“ 市は2008年、違反金の徴収を始め……2人1組の指導監視員が巡回し、延べ4134人(17日現在)から徴収……違反金を取り入れているのは県内では神戸、宝塚、三田など8市で、最高額は芦屋市の2000円”
“条例改正により、指導監視員がたばこを吸う人を見かけたら〈1〉喫煙の中止を勧告〈2〉中止の命令書を手渡し〈3〉2万円の違反金を徴収――の3段階の手順を踏む。加熱式たばこも規制対象に”
“ 一方で……4月中旬にJR姫路駅北側に喫煙所を復活……密閉方式にして15人程度が利用でき、外で喫煙しないよう禁止区域を周辺にも広げる”
以下の女性誌では、城の値上げと並べて書いています。
姫路城の2.5倍値上げに「市外との差をつけすぎ」、路上喫煙2万円には「10万円でもいい」…姫路市の“二大値上げ”に議論勃発
=『週刊女性PRIME』2026/3/24=
“世界文化遺産に登録された姫路城……“二大値上げ”が波紋……ひとつは姫路城の入場料……一律1000円だった料金が“市外在住者”は2.5倍の2500円へと引き上げられた……
「近年、インバウンドの増加にともない、各地でオーバーツーリズムの問題が顕在化……対策として、観光地では外国人向けの料金を高くする“二重価格”の導入が進行中……飲食店など民間でも同様の動きが広がりつつあります」(観光ジャーナリスト)”
「オーバーツーリズム」とは、観光客が集中することの被害のことで、「観光公害」ともいうのだそう。(いちいち外来語つかうなよ) →オーバーツーリズムとは?解決策や自治体の対策事例を紹介=『自治体・公共Week』=
続いて条例の話に。
“「もうひとつの“値上げ”として注目されているのが、禁止エリアでの路上喫煙に対する“違反金”……2万円へと大幅に引き上げられ、勧告後も命令に従わない場合に徴収される仕組みとなります」(前出・観光ジャーナリスト)
こちらについては、「路上喫煙は厳しく取り締まってほしい。罰金10万円だっていい」「喫煙者だがルールを守らない人がいると迷惑。もっと厳しくてもいいぐらい」「違反金値上げには賛成。この時代に路上喫煙するような人には強い措置が必要」など、抑止力の強化を歓迎する声が目立つ。しかし、「命令に従わないような人に請求したらトラブルになると思う」「罰則だけでなく喫煙所の整備も進めてほしい」といった懸念の声も”
“姫路の取り組みは、全国の観光地が抱える課題を映し出す一例として、今後も議論を呼びそうだ”
本会議でも可決され確定した後の地元テレビの報道。
【違反金アップ】姫路駅周辺の路上喫煙の違反金 最大2万円に引き上げ条例改正案を可決 兵庫・姫路市
=『日テレNEWS(ytv)』2026年3月25日 11:49= ※早くもリンクが非公開となりましたが、わかりやすい内容ですので残しておきます。以下の引用のみお読みください。
“ 姫路市議会は25日、姫路城周辺を含む路上喫煙禁止区域で喫煙した場合の違反金を、最大で2万円に引き上げる条例の改正案を全会一致で可決”
“ ここ数年、姫路駅周辺で吸い殻のポイ捨てが増加していることや、路上喫煙や受動喫煙に対する苦情が住民から多く寄せられていることなどから、2月議会で、違反金を2万円にまで引き上げる条例の改正案を提出”
“ 新たに加熱式タバコも禁止の対象……罰則を強化することで、路上喫煙の抑止効果や再発防止効果を高めたい狙い”
“ 指導監視員が禁止区域で路上喫煙者を発見した場合、これまではすぐに違反金を徴収していましたが、今後は3段階の手順を踏むことになります。
①喫煙の中止を口頭で指導
②中止の命令書を手渡す
③2万円以下の違反金を徴収改正された条例は今年7月から施行されます”
「マナー向上のために高くても」路上喫煙の違反金が最大2万円に…街の声はさまざま 兵庫・姫路市
=『ytv NEWS NNN』2026年3月26日 17:46= ※元の記事が早くも非公開となったため、別の引用サイトのリンクに差し替えました。
“ 姫路市議会(3月25日)
「ご異議ございませんか?」
「異議なし」
「ご異議なしと認めます」25日、姫路市議会で全会一致で可決されたのは、路上喫煙の違反金を最大で2万円とする条例の改正案……ここ数年増加している路上喫煙や吸い殻のポイ捨てなどの抑止効果を高めるのが狙い”
“一気に最大2万円の違反金について、街の反応は…。
喫煙者
「高いは、高いと思います。ただ姫路という街が美化に対して意欲的なことで、強気で2万と言ってるのであれば、それはそれでいいと思う」非喫煙者
「抑止力があれば、もう少し高くてもいいかもしれない。マナー向上のために高くても」”

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