小学生にもよくわかる「受動喫煙防止法」(改正健康増進法) 成立について

 本ニュース10/1職場で受動喫煙がまだ多数ある事実が判明! 調査結果 で記事を引用・紹介しました『朝日新聞』の黒田壮吉記者が、
小学生むけに、改正健康増進法の成立について書かれていました。

 大人にとっても、この件についての理解に役立つとおもいますので紹介します。

 「受動喫煙防止法」が成立
  =『朝日小学生新聞』2018年8月18日付=

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“03年に施行された健康増進法では……海外に比べて遅れが指摘されてきた”

“改正法は、対策を罰則付きで義務づける……学校や病院、行政機関などは……屋外の決められた場所でしか喫煙できなくなる。その他の施設も原則屋内禁煙”

“禁煙エリアに灰皿などを設置した施設管理者に50万円以下、禁煙エリアで喫煙した人に30万円以下の罰金が科される”

 先に成立した東京都の条例とも比較。

“規制対象となる飲食店は全国で約45%

“従業員をやとう店すべてを規制対象とした東京都の受動喫煙防止条例では約84%が規制対象”

“「国の規制は効果にとぼしい」との指摘も”

“ 利用者が急増している「加熱式たばこ」も規制……ただ、紙巻きたばこよりも規制はゆるく、加熱式たばこ専用の喫煙室では飲食ができる”

“喫煙できる店や部屋は、健康被害の影響が大きい20歳未満の立ち入りを禁じ新規の飲食店は規模にかかわらず原則禁煙とする。長期的に一定の歯止めになると期待されている”“”

 海外とも比較。

“日本も例外なしの屋内禁煙をめざしたが、たばこ産業や飲食業界に気を使う自民党内から反発が強く、例外範囲を広げてきた。
 日本の対策は現状、WHOの4段階の評価で最低レベルで、改正法の施行後も1ランクしか上がらない

 と結び、「まとめ」では、

 “例外あり、「効果にとぼしい」”

“世界でも最低水準”

 と強調しています。

 これを読んだ若い人たちの、正義感に期待したいと思います。

【参考】本サイトニュースでの「改正健康増進法」関連
 6/20「健康増進法 改正案」可決 問題は ~各報道
 7/19“受動喫煙対策法”(?)が成立…?!
 8/16論説”利権に弱い、政権・マスコミ”
 8/22不十分な改正「健康増進法」や「条例」 新聞論説
 8/31職場の禁煙・受動喫煙対策はどう変わるか?

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