違反喫煙者は通報しましょう ~職員の喫煙が動画に、市が釈明
全面禁煙の庁舎で、あろうことか職員が喫煙、
それが動画に撮られ、配信されたため、
市が事実を確かめて、非を認めました。
全面禁煙の神戸市役所庁舎で職員が喫煙、ネットに動画
=『神戸新聞NEXT』2018/10/24 05:55= ※元の記事が非公開となったため、別の引用サイトのリンクに差し替えました。
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“ 全面禁煙の神戸市役所本庁舎で職員が喫煙していた……動画投稿サイト「YouTube」に男性が紫煙をくゆらせる映像が公開され、市が認めた”
“市は「市民の信頼を裏切る行為で申し訳ない。再発防止に努めたい」”
“ 喫煙していたのは交通局職員で、場所は同局が入る3号館4階のバルコニー”
“ 神戸新聞社の指摘を受け、同局が動画の男性とみられる職員に事情を聴いたところ、喫煙を認めた……バルコニーは避難経路として設置され、普段は施錠している。鍵はバルコニーに通じる部屋を使う部署が管理しており、職員はこの部署に所属”
“ 同局は「他の職員も喫煙していた可能性がある」として聴取を進めており、「全容を解明し、必要な対処をする」”
“ 市本庁舎は2011年5月末から全面禁煙となっている。庁舎自体が路上喫煙禁止地区にあり、屋外にも喫煙場所を設けていない”
“ 同局では今月、バス運転手が回送中の車内で喫煙したことが発覚している”
鍵を使える立場で開けたとは、職権乱用ですね。
その後、ブログの論説もありました。
神戸市役所本庁舎3号館4階のバルコニーで喫煙した交通局職員への処分は文書訓戒
=(はてなブログ)『muen_desireの日記』2019-07-17=
ネット時代の強みですね。
動画などの配信は、ときにはプライバシーの侵害もありますが、
明らかな違反行為の、証拠をあげたものなら、告発として許されるものです。
“「他の職員も喫煙していた可能性がある」として聴取を進めており、「全容を解明し、必要な対処をする」”
とのことで、立派な対応です(本当にそうするなら)。
しかしバス運転手の車内喫煙まであったとは、すでにたるんでる? 土地柄でしょうか?
写真は、「スモークフリー・キャラバン」(各自治体への要望・陳情活動。末尾☆)のときに、浦安市役所で撮影したものです。
首から身分証を下げた男性は撮影の直後、喫煙をやめて、同階の一般は入らないであろう部屋に入っていきました。(『STOP受動喫煙 新聞』第20号にも掲載しています)
「職員各位 勤務中の喫煙禁止」と書いてありますので、
この人は職員ではないか、勤務中ではなかったのかもしれませんね。(平日の10時半ころでしたが)
ねんのため市にメールしたところ、
「勤務時間中において喫煙があった場合は、厳重注意した上で、処分を含め厳正に対処することとしております。今後もさらに……」
との返信がありましたが、
事実を確認する、といった答えはなかったものです。
(送信時、写真があること、回答によっては写真を公開することを伝えてあります)
公共の場での喫煙は、現代では明らかな迷惑行為です。
禁止場所・禁止時間での喫煙は違反行為であり、犯罪と同じようなものです。
「ひどいな」だけで済まさず、見つけたら、どんどん通報しましょう。
☆「スモークフリー・キャラバン」
本サイト千葉の禁煙活動「タバコ問題を考える会・千葉」7月例会の報告で説明、
『STOP受動喫煙 新聞』ではいままでキャラバンの全国版・東京版・千葉版を掲載しています。
神戸市交通局の件ですが調べたら訓戒が2件と判明しました。
ご参考ください。
http://muen-desire.hateblo.jp/entry/2019/07/17/212553