禁煙じゃなければ断ろう ~「本当は禁煙にしたいお店」の後押しを
「禁煙のお店ではないのですね。残念です…」
の一言で、禁煙化にふみきったというお店の記事がありました。
【健康長寿・禁煙(4)】店内の受動喫煙防ぐ 来店者数影響なし
=『福島民友 みんゆうNet』2018年11月15日=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“我慢していたが、女性客からの率直な意見に「やっぱりたばこの煙を嫌う人は多いのか」と思い至る”
“「作業がしやすくなり、来店者数の影響もない。むしろ『禁煙の店なのでまた来ます』と声を掛けられることがあり、大好評です」”
“串カツ田中(本社・東京)は、大半の店舗で全席禁煙を導入……全体の客数は伸びている”
“「店内を全面禁煙にしても『売り上げや来客数に影響がない』とする論文は世界中の研究者が発表している。不安がらずに思い切って決断してほしい」こう話すのは日本禁煙学会理事で、みちや内科胃腸科(いわき市)の斉藤道也院長……国の17年調査によると、非喫煙者の4割が「飲食店で受動喫煙した」と答えている”
『STOP受動喫煙 新聞』でも22号「飲食店の完全禁煙を進めるには」特集で、禁煙にしたかったお店、なかなか踏み切れなかったお店の声を取材した方の記事を掲載していますが、(他にも15号や16号にも禁煙店の声の記事あり)
いまどきは禁煙のほうが、お店もお客も快適になれるのです。
冒頭のお客さんのように、「禁煙になったら来ます」などと、メッセージを伝えて、背中を押してあげましょう。
余談ですが、記事にある医院は、当機構を長年応援してくださっている方です。この地方で受動喫煙症の診断や卒煙治療を受けたい方はぜひここへ。
写真は、「受動喫煙撲滅機構」の近くの、居酒屋系のお店のお知らせです。
いまも禁煙が続き、繁盛しているようです。