群馬県も受動喫煙撲滅(ゼロ)へ 協議会が発足
本欄では各地続々の条例化・禁煙化についてお知らせしてきましたが、
耳にしてこなかった、群馬県でも動きがあったとの報道がありました。
大学教授が発起人になり、「ぐんま受動喫煙防止協議会」が発足したとのことです。
受動喫煙ゼロへぐんま協議会発足 飲食店「たばこポリシー」収集・公開
=『産経新聞 THE SANKEI NEWS』2018.11.30 07:08=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“飲食店の喫煙情報の収集・提供などに取り組み、県内で「受動喫煙ゼロ」を目指す”
“成人男性の喫煙率で群馬は37・3%とトップ。……いずれの調査でも、受動喫煙の場所で最も多いのは飲食店だった”
“「このような受動喫煙防止の運動は全国的にも例がない。たばこポリシーを公開することで、飲食店も新たな客層を開拓できる。喫煙者を一方的に排除するのではなく、相手の立場も配慮して棲み分けしていきたい」”
「受動喫煙ゼロ」とは、“防止”ではなく根絶、撲滅ということです。たのもしいですね。(本当にそうしようとしているなら)
いままでこの欄でお知らせしてきた他の都市と違い、まだ条例化には進んでいないようですが、
それも近いかもしれません。
ぐんま受動喫煙防止協議会サイト
ただ、「喫煙者を一方的に排除するのではなく」「相手の立場も配慮して」「棲み分け」 は、理論上は賛成ですが、
JTや規制反対の飲食業組合も同様のことを言っており、それらのように、結局は受動喫煙のある“分煙”を認めての“共存”になってしまわないよう、注視していきましょう。
『STOP受動喫煙 新聞』 季刊・年1200円