加熱式タバコをいまだに安全と思いたがる人たち

 ≪ 「加熱式たばこ」禁煙エリアで吸っていい? 対応に差、飲食店から戸惑いも
の見出しがヤフーの画面に出ていました。
 元の記事は以下です。ヤフーでは、タイトルを煽情的に変えたようです。(下の記事の方が1ページで読みやすいです)
 受動喫煙や食の安全などの問題を多く追究している九州の新聞です。

 禁煙エリア 加熱式OK? 受動喫煙対策、法施行へ
  =『西日本新聞』2019年02月06日11時51分(更新 02月06日 20時44分)2019/02/06付 西日本新聞夕刊=

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“改正健康増進法の施行に伴い、今年7月から病院や学校、行政機関などが屋内完全禁煙に、来年4月からは小規模既存店を除く飲食店やホテルのロビー、鉄道なども原則禁煙になる。加熱式も含む

屋外の喫煙については、改正健康増進法は規制していない。福岡、北九州両市の場合、条例で一部区域の路上喫煙を禁じるが、加熱式は対象外。「火を使わない」ことが理由という”

“法律上、扱いが分かれるのが飲食店だ。……加熱式たばこは加熱式専用の「喫煙室」を設ければ、飲食しながら喫煙できることになっている”

“喫茶店「サン・フカヤ」は1階と中2階が禁煙、2階が喫煙席。加熱式の客は、喫煙席に案内するという。男性従業員(64)は「客から『加熱式たばこもリスクがあるかもしれない』という不安の声があったので」”

“たばこの煙を吸うとじんましんが出るという…男性(57)は「加熱式でも確実に害がないとは言えない。規制を強めて」と訴える”

“小規模の既存飲食店は規制の対象から外れており、世界的には日本の受動喫煙対策は甘いという批判も……加熱式なら大きな顔ができる、という時代は到来しそうにない”

 
 なお、本文には「(加熱式の)問題は蒸気」として、『STOP受動喫煙 新聞』でもおなじみの大和浩教授のコメントが載っていますが、大和教授は「加熱式タバコから出るのは『蒸気』ではなく、『エアロゾル』である」と、講演や論説で何度も強調しています(『STOP受動喫煙 新聞』21号ほか)。
 蒸気とエアロゾルは全く違います。安全なイメージを強調したい販促側がしかけたであろうよくある誤解で、この新聞は取材が浅かったようです。

   ☆   ☆   ☆   

 写真は、加熱式がなかったころに禁煙で開業したが、さいきんアイコス可になった横浜市のお店です。
 色あせた禁煙表示と新しいアイコス可シールの対比が象徴的。
 「HEALTHY」の文字も消しては?

 

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