[第52号]発行します『STOP受動喫煙 新聞』(’25年秋号)’25年10月27日(月)完成 ・・・喫煙所問題で横浜市長を提訴=続報・詳細(通知書・訴状、市回答など) / スペインの現状と、関西万博 / 「路上喫煙を撲滅する方法」第2弾 / 「改正法」5年目の“見直し”はどうなった?!・・・などなど

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 当「公益社団法人 受動喫煙撲滅機構」が発行する、おそらく全国唯一の“受動喫煙”テーマの定期刊行紙、
『STOP受動喫煙 新聞』の最新・通刊52号の発行のお知らせです。

 本日校了(修正終了、印刷開始)しまして、’25年10月27日(月)の完成、関係者への発送となりました。

 応援していただいている多くの購読会員のみなさま、原稿や情報、ご意見をくださった協力者のみなさまには、衷心より感謝もうしあげます。

 例によって以下に、52号の概略と、掲載できなかった写真などを示します。

☆以下の画像は校正データや校正紙からの読み取りもあり、
ここでは低画質のものもあります。完成紙はきれいです。
(各画像はクリックすると拡大します)

 

喫煙所撤去への法廷闘争、続報・詳報

 全国各地の、駅前や街角などにある屋外喫煙所は、“路上喫煙防止のため”と称して設置されていますが、その大半は、煙が漏れて周辺に受動喫煙が発生、しかも人通りが多いところに建てられているので、何の罪もない多くの通行人が苦しめられています。

 横浜市は、「(路上の)喫煙禁止地区」を主要駅周辺に指定していますが、それら地区に多くの喫煙所を、JTから建設費を受けて設置しているため、一カ所でも日々数万人の被害が発生しています(いや、「発生させて」います)。→本紙40号で機構の最寄り駅のJR関内駅の状況を、市との面談・要望書提出を44号で、その他の地区の喫煙所も随時報告済み。

 本紙前51号では、当機構がとうとう市を相手に、JR関内駅の喫煙所の撤去または改善を求めて裁判を起こしたことを簡単に報告しましたが、今号ではその内容について詳しく報告。弁護士から横浜市への提訴も辞さないという「通知書」や、市のでたらめな回答、そして裁判所に提出した「訴状」、状況や提訴の理由を詳しく記した「陳述書」なども掲載しています(紙幅のため市の回答以外は一部ページの掲載となっていますが、希望者には全文をメールで送付できます)
 
 JR関内駅の2つの喫煙所のうちの一つ。2枚目は煙が上昇している様子。ガード下でこもり、ホーム上まで臭っている。

 みなさん、ぜひこの裁判に注目、本紙新規購読や裁判費用のご寄付など、応援をお願いします。

スペインの受動喫煙・タバコ状況

 好評の大和浩教授の連載、特にここ一年余の中国や韓国など外国の報告は貴重ですが、今夏、教授の研究室の修練医さんがスペインに行ったので、状況を見てきてもらい、たくさんの写真を撮ってきてもらいました。
 今回は写真が多いのですが、それでも載せきれなかった興味深い写真を以下に紹介します。

  
 あるタバコ販売店(兼・ある程度の雑貨販売)と店内。今号掲載ではもっと多くのタバコを陳列していた店の写真も。手前のライターもなんでこんなに多いのでしょうか?

 路上喫煙もひどかったそうです。しかし飲食店など公共の屋内はすべて禁煙。その様子や各種の禁煙表示などを掲載しています。 

 続いて、大和教授が娘さんと大阪・関西万博に行った報告も少し。「会場内は完全禁煙」としていた方針をコロッと覆して建てた喫煙所について。

 万博については、次号でさらに詳しく報告してくれるそうです。

 万博問題の当サイト記事→爆発危機の大阪万博、引火の危険から喫煙所の設置を断念! ’25年4月
 万博「一転」して喫煙所を多数増設! 設置しないとした「場内」や爆発の危険の場所にも! 違反を放置、テーマ逸脱、受動喫煙を増やすことに ’25年5月

 

喫煙所に依存せず、路上喫煙を撲滅する方法→第2例

 前51号で、横浜市のような意味のない・害しかない喫煙所を作らずとも、路上喫煙をなくす方法があるかの連載を開始。前回は、近年の各種調査で「受動喫煙にあう場所」の1位が「路上」になったが、喫煙所からの被害も多いという結果を掲載、そして、横浜駅西側の商業ビルが「アート」を施して、通路での違反喫煙・不法投棄を撲滅させた方法を紹介しました。
 しかしアートはどこででもできるものではないので、次善の策としては何があるか。今回は、禁煙表示の有効性、効果的な掲示のやりかたについて、実際の例から考察しています。

判決日は’25年12月18日(木)=川崎市・市営住宅訴訟

 神奈川県川崎市の新築の市営住宅に入居した男性が、すぐあとに越してきた隣人からの受動喫煙で重度の「受動喫煙症」を発症、生存のためにあらゆる手を尽くした結果、川崎市を相手に裁判を起こした件。46号で、その被害発生から提訴に至るまでのドキュメントを掲載、前51号で裁判の「証人尋問」を掲載。
 裁判は9月に結審(法廷でのやり取り終了)となり、判決が出される日の告知がありました。
 ’25年12月18日(木)13:30、横浜地裁・川崎支部(「京急川崎」駅から徒歩10分)の第1号法廷の予定です。※日時・支部は変わりませんが、法廷は支部内で変更の可能性もあるとのこと。
 勝てば画期的となります。前述の当機構の裁判ともども、応援お願いします。

「健康増進法」の5年目“見直し”はどうなった?

 当機構創立時から理事を務めていただいている松沢成文参議院議員の連載、今回は、2020年4月に全面施行された「改正健康増進法」について、“5年目に見直しする”としていたものの、その5年目の今年もあとわずかなのに何の動きもないことに言及、そしてこの5年で露呈した、同法のあらゆる不備、抜け道をついた多くの違反発生、それに対してほとんどの自治体が何もしないでいることなど、様々な問題点を列記、解説しています。

マンガは“虐待”について……

 今回の連載マンガは、“虐待”について、シビアに描いています。

 さて、受動喫煙とどう関係するのか?
 なお、今回は初めて、当機構の田中理事長が原作(原案・脚本)を書いたものです。ご期待ください。

 その他、田中理事長の論説を掲載、意外と好評(?)の番外の歴史の話は新章突入です。

 今号も、どうぞよろしくおねがいいたします。

 『STOP受動喫煙 新聞』編集局長 拝

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