またもや異常な“喫煙難民”が、市民憩いの場をワガモノ顔で汚染しています ~ 市長「いろいろと考えなくては」?

 またもや、節操のない喫煙者たちがあふれている、という報道。

 こういうのに、すぐ、「では喫煙所の設置を」という短絡な発想をする人がいますが、タバコ会社が、責任もって取り締まれば? と思います。

 昼休みの勾当台公園、まるで喫煙所 灰皿に愛煙家集中 仙台
  =『河北新報』2020年10月18日日曜日=

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“ 仙台市民の憩いの場、勾当台公園(青葉区)に昼休み、喫煙者が続々と集まる。多いときには100人近く。屋外なのに、たばこの煙と臭いが充満する”

“ 喫煙者が多いエリアは歩道に近い。臭いを嫌い、わざわざ車道を渡って反対側を通行する人もいる。公園近くに住む女性は「煙を吸うと吐き気や目まい、頭痛が出る。どこに相談すればいいのかずっと悩んでいる」と困り果てた様子だ”

“区役所の公園課によると、灰皿の設置は喫煙スペースというより、ポイ捨て防止の意味合いが強いという。同課は喫煙を控えるよう求める掲示物を今月6日、約10カ所に増やした。
 灰皿があるのに、たばこを吸うな、というちぐはぐな対応に映る”

“ 日本禁煙学会によると、屋外で無風状態で1人が喫煙した場合、煙の到達距離は半径7メートルに達する”

“ NPO法人禁煙みやぎ理事長の山本蒔子医師は「灰皿があれば、喫煙者は吸っていいと理解してしまう。まずは撤去すべきだ。公園で吸ってはいけないと、はっきり示す必要がある」”

“県の喫煙率は21.1%で全国9位の高さ”

 この山本医師の指摘は当然も当然のことですが、しかし、“そこは禁煙だが(あるいはそこでの喫煙を想定していないが)、ポイ捨て防止に灰皿を置いている”という、間の抜けた施設・行政は、いままでいくつか見てきました。
 しかしそれでは、「路上喫煙はかまわないよ」ということであり、むしろ灰皿のところに来て吸う、歩行喫煙しない喫煙者のほうが良心的なくらいです。
 いままで私も、見つけた複合ビル2件の灰皿を注意して撤去させました。いまどきないと思っていましたが、まだあったら施設管理者に申し入れしましょう。

 なお、この報道を、フェイスブックの禁煙のグループ「Smoke Free 2020 Tokyo Olympics」に私があげたところ、それを見た当機構の会員が、同市の管轄の役所に電話してコメントを得たと、投稿がありました。
 その要旨、さらに本人に詳しく聞いた内容を以下に示します。

 仙台市青葉区役所に電話しました。建設部公園課 総務係のさいしょに出た人は質問してもシドロモドロでなにもわからないようだったので、代わってもらった、課長の土田さまに質問したところ、

 「市内公園は、基本的に禁煙ではない。モラルの問題

 国際条約である「タバコ規制枠組み条約(FCTC)」に反すると思い、ご存じかと聞くと、
 「そんな条約は知らない」
 とのこと。

 公園内の灰皿は、以前はJTから貰ったものを設置していたが、今は市で設置したものが3個ある。
 2個は移動可能なものだが、1個は固定タイプ。

 改正健康増進法の厳粛化や、受動喫煙発生の問題についても、よくわからないそうです。

 なお、「吸う人も吸わない人も~」と主張していた、その土田課長は、喫煙者だそうです。

 画像は、電話の後、仙台まで行ってきた会員のブログより。質疑応答など、上記より詳しく載っています。

 その後、同FBグループに、本件にも触れた、市長の記者会見の報道があげられていました。

 郡和子仙台市長 定例記者会見 10/20
  =『河北新報』2020年10月20日火曜日=

 Q 青葉区の勾当台公園に昼休み、大勢の喫煙者が集まるため、公園内に煙や臭いが充満している。
 A 4月に改正健康増進法が全面施行され、事業所などが原則禁煙になった。コロナ下のため、狭い喫煙所でマスクを外して吸うほりは、外で吸う愛煙家が多くなっていると認識する。愛煙家からすれば、喫煙できる場所を探しているのだろうが、子どもが利用する公園であり受動喫煙を防止する配慮が必要だ。公園内の喫煙に関し、いろいろと考えなくてはいけない。

 「いろいろと考えなくてはいけない」とは何ですか。さっさと禁煙化しないのですか。なにを「考え」るのですか?
 その他の問題の答弁を見ても、あいまいなことばかりの首長さんのようですね。

 そして、テレビでも取り上げられたそうで、その内容をまとめたサイトがあったと、同FBグループに紹介されました。

 「羽鳥慎一モーニングショー」で紹介された情報
  =『テレビ紹介情報』=

“厚生労働省によると公園に規制はないが、屋外であっても配慮義務はあるとし、屋外でも望まない受動喫煙をなくすために屋外の分煙私設の整備も推進していくとした”

“近くには宮城県庁仙台市役所などがある。昼休みになると公園の3箇所の喫煙所がスーツ姿の喫煙者でいっぱいになる”

“公園を管理する仙台市は吸って良いとも悪いとも言えないとしている”

 最後の引用、先の会員の取材の答えと同じですね。

 この問題、報道は続くことでしょう。全国から批難を浴びている同市は、どう出るのか。
 おってお知らせしたいと思います。

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