“タバコを吸う権利”はあっても ~論説より
良い論説(対談)がありましたので紹介します。
[連載]観光立国のフロントランナーたち 日本政策投資銀行・藻谷浩介特任顧問 (3)
少し下にスクロールして、「たばこの喫煙問題は観光立国最大の敵」からが受動喫煙の論説です。
ごく一部を抜粋します。(文中割愛・編集あり)
“タバコを吸う権利は大人なら誰にでもあるのですが、他人に吸わせる権利は誰にもない。……お酒と違って煙は、空間内に広がってしまいます。だから完全禁煙にするしかないのです。人間には排泄の権利が100%ありますが、飲食空間ではやってはいけません”
“日本で公共空間の禁煙ができないのは、喫煙者が長年甘やかされてきた結果、「俺の煙を我慢しろ」という権利があると勘違いした層が多数存在している以外に理由はありません。「少しくらいお尻に触ってもいいじゃない」という中高年がいまだにいるのと同じ”
この藻谷浩介(もたに こうすけ)氏は、今までもなかなかの論説を発表しています。それらもまた紹介したいとおもいます。
『STOP受動喫煙 新聞』 季刊・年1200円