仕事中のタバコ休憩は“違反”です
勤務中の“喫煙さぼり”は、喫煙しない普通の人にとっては不公平なだけでなく、喫煙して戻ってきた者からのタバコ臭、すなわち「三次喫煙(サードハンドスモーク=付着残留煙)」が大きな問題となっています。
そもそもそんな休憩がゆるされているのがおかしいことです。トイレ休憩や飲み物とかとは性質が違います。
法的に厳しく言及している記事がありましたのでお読みください。
頻繁にタバコを吸いに行く上司、何とかなりませんか?
=『日経 xTECH』2017/12/05 05:00=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“Q.私の上司はタバコを吸いに、頻繁に喫煙ルームに行きます。戻ってきてから匂いが気になるほか、席にいないことが多く業務に影響が出ることも……良い対処法はないでしょうか。”
“ これは会社や職場として取り組むべき課題で、社員個人ではなかなか取り組むのが難しいでしょう。しかし、世間的にはタバコの問題がクローズアップされています。会社がきちんとルール化し、社員にある程度「禁煙」を強制する必要があります”
“社員には「職務専念」の義務があります。つまり、就業中は仕事に専念しなければなりません。むやみに職場を離れてはならないのです”
“ルールと言っても、就業中だけの禁煙です。もちろん退社後は自由です。就業中は少し我慢してほしいと協力を求めれば、理解を得られると思います”
“ 受動喫煙の問題は世間で認知されるようになり……喫煙場所を屋外に移す会社も増えています。最近多い相談は、全面的な禁煙実施や喫煙時間帯の制約についてです”
“ タバコに関する相談は、不公平感からくるケースも多く……
・喫煙時間は休憩ではないのか。給料が変わらないのはおかしい
・喫煙ルームが喫煙者の休憩室になっている。非喫煙者にも休憩室を用意してほしい
……タバコの喫煙は「休憩」なのです。喫煙者が得をし、非喫煙者が損をする……質問者のケースでは、業務に支障をきたすほどです”
これは、2年前の記事です。いまはどれだけ進んでいるのでしょうか?
みなさんの情報もお寄せください。
画像は、大和浩教授が監修された、『職場内禁煙推進マニュアル』より(発行:グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン株式会社)。※クリックで拡大します。
仕事場の方が、仕事中に携帯ゲームをしながら、袖元に電子タバコを隠し吸っている。気づかれてないと思っているのか、何回も吸う。仕事の事を指図している立場の人で、他の方が喫煙所から離れて吸うと厳しく注意しているのに。
これらは、かなり問題ありの無責任な行動だといえます。
ひんぱんに、「ちょっと、一服してくるから、これをちゃんとやっておくんだぞ」、などといって仕事を押しつけるような喫煙者が多かったです。
一度いくと20分ぐらいは戻らずに、戻ってくれば、強烈なタバコの臭いを漂わされ、気分を害していました。
さらに、一服して戻ってきたばかりなのに、また、一服へいくといった繰り返しが、勤務中のなかで、何度も行われておりました。
いま思えば、タバコを吸わない人こそ、喫煙者に相当気遣いをしていたのだと思います。