喫煙者の3割以上が“全面禁煙”に賛成しています
ネットでアンケートの結果が記事になっていました。改正健康増進法の施行にともなっての調査のようです。
屋内全面禁煙に「賛成」、喫煙者では35%にとどまる 「歩きたばこ」増加を危惧する人も
=『キャリコネニュース』2020.6.4=
要点を抜粋しますと、
[喫煙者が吸っている種類]
紙巻タバコ83.9%
加熱式タバコ31.7%
電子タバコ5.2%
「加熱式タバコは、男性20~40代で各4割弱」[屋内原則禁煙で、店舗や施設が全面禁煙となることについて]
“「賛成」・「どちらかといえば賛成」合わせて8割”
喫煙者の「賛成」は35%[屋内原則禁煙による生活の変化について]
「外出の際にはたばこを持ち歩かなくなって家でしか吸わないと思う」
「……通勤の行き帰りに通る緑道が、歩きタバコ禁止にもかかわらず、よりタバコ臭くなる弊害が予想されて、今からげんなりしている」
「喫煙場所が限られるので安易にたばこに手を付けず火をつける前に喫煙が可能な場所か考えてから行動する」
記事の元の調査結果はこちら→たばこに関するアンケート調査(第6回)=「マイボイスコムのアンケートデータベース」=
記事は「35%にとどまる」と書いていますが、タバコ吸うのに禁煙化に賛成している人がこれだけいる、と思います。
(神奈川県での条例施行当時の調査では、喫煙者の賛成は58%超だったそうですのでそれより低いですが)
受動喫煙は嫌だ、非喫煙者に迷惑かけたくない、という良心的な喫煙者もいる、ということですね。
画像はフェイスブックで紹介されていた投稿特集『確かにw・・・そりゃそうだ!ってなるおもしろ事案15選』より。
なお、記事の下の方の「関連記事」にも興味深いものがあります。
その一つ→「タバコアレルギー検査薬の販売中止はJTの陰謀」? ネットの噂にJT「関与していない」と正面から否定 2018.6.26
これは、当機構サイト既報記事とあわせてお読みください。
→タバコアレルギーとは? 「受動喫煙症」との関連は? ’18年12月