タバコ臭いのはなぜか? 受動喫煙の悪臭を解明/消臭剤は…❓❓
受動喫煙のあのニオイ・臭さの理由を、科学的に、簡潔に説明しているサイトがありました。
タバコのニオイを不快に感じる理由
=『教えて!goo』2018年02月21日08:00=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“「嫌いなニオイは?」と問われたら、何と答えるだろうか……さまざまだったが、なかでも「タバコ」はダントツの不人気だった。
喫煙者でさえ、「他人のタバコの煙を臭い」と感じる人がいるようなので、非喫煙者ならなおさらだろう”“ニコチンやタールの他にも、アンモニア、アルデヒド類、硫化水素など、多くの人が不快に感じる悪臭成分が数多く含まれています。なかでも、アセトアルデヒドやビニルピリジンのニオイが、一般的に“タバコ臭”と感じられるニオイの元と考えられています”
“ニオイだけでなく、毛髪や衣類についたニオイも不快な上、洗わない限りなかなか取り除けない”
“タバコに含まれる微粒子は、0.1マイクロメートル程度の大きさで、衣服の繊維の網目に入り込んだり、髪の毛に生じる静電作用により吸着してしまうことがあります。これらの成分は、一度吸着してしまうと自然に消えることがなかなか難しく、結果、不快なニオイとして残ってしまいます”
“タバコの煙は、1時間以上経っても周囲の空気を汚染する”
クサイニオイや有害物質が染み付いてしまうのは、アンモニアなどの付着性の強い成分があるうえに(肺に付着させて、依存性を高めるために添加されている、という話を聞いたことがあります)、
超こまかい粉塵(ふんじん)の微粒子、ようするにPM2.5が、多く含まれているからでしょう。
0.1㎛(マイクロメートル)、ということは、PM2.5のさらに25分の1という小ささです。
どんどん細かく枝分かれしている肺の、奥の奥まで入って、一生出てこないかもしれません。
消臭剤には注意!
しかし、記事のその後に、
「消臭剤の活用も一つの手段」とありますが、これには注意が必要です。
タバコ煙の有害成分をなくすわけではないうえ、
市販の大半の消臭剤や香料は、合成化学物質で作られており、
“毒と悪臭の上塗り”になり、悪臭で嫌がられるだけでなく、自身も周囲に対しても化学物質症などさらにアレルギーを発症させたり、受動喫煙症を悪化させる恐れがあるからです。
▲この記事の「専門家」は、消臭剤メーカーの人のようですので……。
当機構への相談でも、化学物質症も併発している、という声が多く寄せられています。
タバコ臭は避けるのが一番ですが、どうしてもそれが無理な場合でも、変な消臭剤にはたよらないよう、室内では活性炭や高性能の空気清浄機などを使用、付いてしまった服などにはドライヤーを当てるのも考えられます。(それらも完全な除去はできないと思いますが)
消臭剤を使うしかない状況でしたら、オーガニック製油や天然由来のものなど、化学合成成分のない、安全で、悪臭ではないものを選んでください。
手前味噌ですが… → STOP受動喫煙 消臭スプレー
☆当サイトではご意見を受け付けています。良い消臭方法や、避け方についてのご提案がありましたら、ぜひお知らせください。
(以下コメント欄や、「お問い合わせ」欄からご投稿ください)
この消臭剤については、まだまだ、多くのひとが、タバコなどの悪臭が、これらをつかうことで消えると思われているようですが、このサイトであらためて、やはり、タバコの煙害に上塗りするだけだと思いました。
タバコを吸ったあとに、シューッと、消臭にならないスプレーをふりかけるひとがおりますが、その市販の、化学物質が混入したスプレーの成分も知っておくべきだと思います。
わたしは、化学物質過敏症でもあるので、香料などの化学薬品は、いっさい省くようにしております。