芸能人がタクシー受動喫煙に苦言、ニュースに / タバコ臭いタクシーはなぜなくならないか?

 芸能人が、タバコ臭いタクシーへの苦言を呈して話題になっています。

 西川貴教タバコ臭車「運転手が吸うてどうすんねん」
  =『日刊スポーツ』2019年1月10日9時34分=

 以下、記事の抜粋。

“ものすごくタバコ臭い車両がある。何なら今まで吸ってましたよね?ってくらいモクモクのものも…”

“東京オリンピックや大阪万博が控えてますし、お客様をお乗せするならタバコは車内で吸うのやめてもらえませんか”

 共感の声が多く上がっており、早くもまとめたサイトも公開されています。

 西川貴教、タクシー運転手に「やめてもらえませんか」 切実な内容に共感の声
  =『しらべぇ』2019/01/10 19:00=

 なお、蛇足かもしれませんが(ならいいのですが)、西川氏は消臭剤の宣伝にも出ています。
 エステーQ 消臭力CM / 愛と平和と消臭力篇

 まさか消臭剤の普及も考えて……でないことを願います。

タクシーは “絶対禁煙” ではありません?!

 タクシー禁煙について、今では信じられない事実がいくつかあります。

1. 1988年以前は、タクシーの禁煙営業は“違反”であったため、1台もなかった。(公的には)
2. 運転手や賛同者らによる申し入れ、法廷まで争った活動の結果、’88年に第1号が認可されたが、
2000年までは、各タクシー業者がいちいち申請し認可されないと禁煙営業ができなかった
(’00年から全国的な「標準約款」で定められ、申請なく自由に禁煙営業できることになった)

 そして、

3. しかし、現在の標準約款(全タクシーのルール。国交省が定める)では、
「禁煙営業ができる」であって、「喫煙させても罰則なし
4. 現在でも、「喫煙可」(禁煙としていない)タクシーが全体の約1割程度、堂々と走っている。

 なのです。

 そこで前述の禁煙タクシー第1号を走らせた、運転手(個人タクシー事業主)であった安井幸一氏は、喫煙タクシーや喫煙客へのきびしい罰則を定めた約款(その事業主だけの約款)を作成・申請し、何年もかかってようやく認可されました。
そのため現在は前述’88~’00年時代のように、申請し認可されればそのきびしい約款で営業することができるようになり、
安井氏にならって申請した業者(個人タクシーがほとんど)は数百になりました。
 しかし、全国的な標準約款は相変わらずなので、まだまだタバコ臭いタクシーがある、ということです。

 そのあたり詳しくは、『STOP受動喫煙 新聞』で連載しましたので、ぜひお読みください。
 10号「禁煙タクシーでの受動喫煙」(実例の投書)
 12号「車内喫煙は慰謝料と損害賠償 『運送約款』変更へ」
 14号「国交省に質問・要望書を提出/安井さん引退記者会見」
 15号「罰則付き新・運送約款 116業者が一挙申請」

 以下写真はクリックで拡大します。
 

 あるツイッターより。京都駅前で撮影したとのこと。

 


 飯田橋で、「無煙社会をめざす会」定例会のあと、路上喫煙する運転手に活動仲間がやさしく注意しましたが(決して怒鳴ったり脅したりしていないことを保証します)、
運転手は怒鳴り散らし、喫煙をやめなかったものです。(千代田区なので、路上喫煙禁止です。2018年10月19日)


 喫煙可能なタクシー。元運転手の活動仲間より。(撮影2011年10月)


 東京のタクシー車内掲示。上の写真と矛盾?

芸能人がタクシー受動喫煙に苦言、ニュースに / タバコ臭いタクシーはなぜなくならないか?” に対して1件のコメントがあります。

  1. 中野宏 より:

    タバコ嫌いなタクシー運転手です。以前はあまり気になりませんでしたが、最近は大変気になります。
    我が社では、ニコチン中毒運転手が大半を占めていて、会社の事務所は一応禁煙にしているはずですが、
    当たり前のようにして勝手に吸い始める輩が後を絶ちません。ぼくは嫌だから会社で食事しません。
    明け方夜勤終了後事務所に売上納金に来ると必ず喫煙しながら談笑している輩がいます。タバコの煙を浴びるのは嫌ですし、服に強い臭いが付着するので嫌なのですが、喧嘩になってもいけませんから。
    ただ、我慢して短時間で終えるようにしています。洗濯の回数が増えます。彼らは何も分かっていません。
    不幸な事です。

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