99の直営飲食店が完全禁煙に ~ 近畿日本鉄道
関西に住む方・行く方に朗報です。
近鉄リテーリング/居酒屋・カフェなどを4月1日から全面禁煙
=『流通ニュース』2019年02月25日=
■実施店舗全99店舗
日本料理「月日亭」ほか11店舗
居酒屋「味楽座」ほか8店舗
鰻料理「江戸川」ほか13店舗
中華料理「百楽・四川」ほか10店舗
カフェ「カバリエ」ほか16店舗
ゴルフ場レストランほか6店舗
カフェ「チャオプレッソ」ほか18店舗
プロント3店舗
モスバーガー2店舗
ドトールコーヒー3店舗
ケンタッキーフライドチキン6店舗
てんや3店舗
ファストフードはもちろんでしょうが、居酒屋もなるのは立派ですね。
その後の報道、囲みは記事の抜粋(「……」は文省略・太字化は引用者)。
カフェなど99店「全席禁煙」近鉄グループ、法規制先取り
=『産経新聞』産経WEST2019.2.26=
“喫煙に甘くマナー順守の精神が乏しいとも指摘された関西で、禁煙・分煙が急速に拡大……国内外の観光客から禁煙・分煙を求める声が高まっているからだ”
“「和食さと」などを運営するSRSホールディングスは、昨年4月に全約200店の全面禁煙に踏み切った……宴会の受注が減った店舗もあった。ただ「おおむね好意的な反応が多く、すでに禁煙前の売り上げ水準に戻っている」(広報担当者)”
阪急阪神ホテルも
“阪急阪神ホテルズ(大阪市)は今年1月、京都や大阪などで直営する15ホテルの全客室を8月末までに禁煙にすると発表した。担当者は「禁煙の部屋から予約が埋まっていく傾向がある」と話す”
私は、大阪にいた2003年、あべの近鉄百貨店(いまは「あべのハルカス」)のレストラン階が全店完全禁煙になったときの衝撃は、いまでも忘れられません。
そのころは禁煙運動をやっていなかったので、法の制定も知らず、そこの各店店頭の「健康増進法により~」との表示にわが目を疑い、嬉しくなりましたが、
その後、「ではなぜ一般の飲食店は禁煙にならないんだろう」「けっきょく、ほとんどの場所では変わっていない」と感じるようになりました。
☆健康増進法施行による当時の鉄道・銀行・官公庁や一部ホテルの一斉禁煙化については、『STOP受動喫煙 新聞』第24号で大和教授が写真入りで詳報しています。
飲食店の業務に関わるひとは、タバコを吸うことを禁じるべきです。
料理を作り、提供するまでの間に、息や体から出続けているタバコの煙害を料理に付着させて、お客様に運ぶことになります。
受動喫煙に敏感なひとなら、咳がでたりすることもあるでしょう。わたしもそうです。
分煙といわれる飲食店では、食事をしないと決めています。何度も、喘息もちのような症状になりましたので。
しかし、料理人は、気の短い人間が多いと昔からよくききますが、仕事中の合間をみながら抜け出して、外に出てコック姿のまま喫煙をするなどよく見る光景です。
これからは厳しくルールを固めるべきです。
食事提供で受動喫煙症状をつくるとなっては困ります。
ここが禁煙なら凄く利用しやすいのになあーと思うようなお店は色々あります。
新宿の三丁目にある《珈琲貴族エジンパラ》には、過去に何度か時間調整や何やらで利用したことがありますが……、
一応は分煙なんですが、仕切りも何もありません。タバコ煙害が直接に流れて来る状態です。
3時間毎にオーダーを取りに来るシステムで、800円ほどのコーヒー等を一度頼んでおけば3時間過ごせるのが、他のカフェにはあまりない店です。
しかし、残念でならないのがこの分煙。スタッフも健康的には働けませんよね~。
食事も、サンドイッチからケーキも美味しいはずなのに、タバコの有害物質がしっかりと付着して出される飲食になる。
自由に喫煙できて肩身も狭くならないから喫煙者がこぞってやってくるのか。
喫煙者のお客を最優先として考えている店でしかありませんね。
もう、受動喫煙・第三次喫煙がある店には行かないことですね。