公園に勝手に置かれる灰皿? 喫煙者が密集する無法地帯に ~ 大阪

 ひどい話です。地域の民度が疑われる、全国への恥です。自治体は何をやっているのでしょうか。

 【特集】喫煙者が集まる公園…何度撤去しても置かれる『吸い殻入れ』の謎 “締め付け”の弊害に正しい対応とは?
  =『MBS』2020年12月07日(月)=

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“大阪市内のある公園では“無許可で吸い殻入れが設置される”など、異様な光景が広がっていました”

“2020年11月、取材班が大阪市西区にある「京町堀公園」を訪ね……この公園は路上喫煙禁止地区に入っていないため、たばこを吸うことは禁止されていません。しかし、大阪市の「ポイ捨て防止条例」で、吸い殻を捨てることは禁止されています。しかし、公園で座ってたばこを吸う男性を見ていると、吸い殻を自分の隣に1本…さらに2本と並べるように置いていきます”

“公園の中を確認すると、石垣に吸い殻が何本も突き刺さり、放置された空き缶の中にも多くの吸い殻が突っ込まれています。これは明らかに条例違反です”

“さらに、この公園にはなぜか四角い缶が置かれていて、次々と中に吸い殻が捨てられていきます。中からは煙が上がっているのも確認できます。この他にも“すいがら入れ”と書かれた赤いバケツのようなものも置かれていました”

“(非喫煙者)
「勝手に吸い殻入れを置いているのであれば理解はできないですね。罰金にしたらいいんじゃないですかね。」
(非喫煙者)
「みんな集まってきているから、『赤信号みんなで渡れば怖くない』みたいな、たぶんそんな感じですよね。なくならないような気もします。」

(喫煙者)
「吸う場所自体が減ってるので、1人吸っていると安心して吸うんだろうなというのはわかります。逆に言えば、安心して吸える場所をちゃんと設置してください、と思いますけどね。」
(喫煙者)
「ここに喫煙ルームを設けるとかせないかんわな。簡単でええんや、屋根を付けて大きな仕切りを置いて。『そこで吸ってくださいよ、それ以外はだめですよ』と。」”

 その吸い殻入れ缶を置いているのは?!

“公園の吸い殻入れは一体誰が設置したのか。取材班がしばらく待ってみると…公園を掃除する男性が現れました……
(記者)「掃除をされているのですか?」
(男性)「そうです、しんどい。この缶もあかんねん。」
(記者)「ダメですよね。」
(男性)「拾ってきてん。」

え?拾ってきた!?記者も思わず…。

(記者)「おじさんが置いたんですか?違うでしょ?」
(男性)「(自分を指差す)」
(記者)「おじさんが置いたんですか?」
(男性)「これも(赤いバケツ型の吸い殻入れを指差す)。」
(記者)「これもおじさんが置いたんですか?」
(男性)「うん。」

この男性は公園近くに住んでいて、5年ほど前から四角い缶を吸い殻入れとして公園に設置しているといいます。

(記者)「どうして、ここに吸い殻入れを置くようになったのですか?」
(男性)「ポイ捨てが多いから。」
(記者)「置くようになってから、喫煙者が集まり出したのでは?」
(男性)「いや、違う。吸う所がないからここに来る。『吸い殻入れを無くしたら吸いに来る人が減る』と言うけど、ところがどっこいどっこい。全部あかんからみんなここへ来る。ここしかないもん、吸う場所は。」”

“公園を管理する大阪市は定期的に吸い殻入れを撤去していますが、またすぐに男性が設置してしまうといいます。
……
「男性が吸い殻入れを置いているのはこちらも把握しています。そこに吸い殻入れがあって、たばこを吸いたい方が『ここで吸えるんや』と思うのは、管理者としては困りますので、『置かないでください』というお願いはさせていただいています。」”

 まず問題なのは、ポイ捨て以前に「受動喫煙」です。それが軽視されています。


 画像1枚目は、2012年、「受動喫煙防止条例」制定の陳情活動である「スモークフリー・キャラバン」で訪れた千葉県庁の入口前。灰皿があって「禁煙」となっています。このときは喫煙者がいなかったものの、きっとそこでの喫煙はあるはずです。なぜこんなことをしていたのでしょうか。(その後は撤去されているでしょうが、いつ、どういうきっかけで撤去となったかは未確認)


 2枚目は2013年、東京都大田区の工業地帯にあるショッピングセンターの「禁煙」区域。奥に灰皿があり、結局、離れたところにまで喫煙者がたむろし、一般利用客・駐輪利用者が迷惑していました。
 これは私が管理会社を検索してメールで苦情を入れたところ(そのときは禁煙表示も周囲の囲い棒もなかった)、「店内に喫煙室があるので、ここは禁煙で、吸い殻を入れることを想定しての灰皿設置」との回答で、すぐにこのような禁煙表示と囲いができたのですが、「まったく意味ないですよ」と再送すると、すぐに撤去してくれました。

 他にもこのような「矛盾表記」灰皿設置場所はいくつか見ました。いずれも、いくら「禁煙」「吸い殻専用」と書かれていても、喫煙はなくならなかったのです。

 報道の大阪は、ずいぶんと遅れています。まず灰皿を置くことをやめさせること(警察に通報しても良いレベル)、同時に敷地の禁煙化、監視を徹底させるべきなのです。

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