老舗店が禁煙化で「健康回復・ロス減・優良客ばかりに」と多くの成功が

 良いお話です。長文ですが、読みごたえがあるので、抜粋だけでなく全文お読みいただければとおもいます。

 老舗喫茶店から煙をなくしたら笑顔になった 禁煙店を応援するサイト「ケムラン」で探す空気も美味しいお店
  =『BuzzFeed Japan』2019/05/25 11:01=

 以下一部の抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“「売り上げも心配していたほど落ちたわけでないし、妻もずいぶん体調が良くなりました。こんなことならもっと早く禁煙にしたら良かった」”

“受動喫煙の害が巷で言われるようになり、分煙や禁煙にし始める喫茶店がポツポツ現れた。
「そうすると、うちはますますたばこを吸うひとが集中して来るようになったんです。最後の方はお客さんの8割が喫煙者でした。ランチになると、煙で店内が真っ白になって、厨房にいても煙で咳き込むほどになりました」”

“東京都から「分煙か禁煙にする予定はありますか?」と尋ねる聞き取り調査もあった。
「『とりあえず今のところはないですが、売り上げが落ちる心配があるので、行政の方で飲食店に禁煙を義務付ける条例を作ってほしい』と訴えました。横並びで一斉にやるならば、売り上げにも打撃は少ないと思ったんです……」”

“たばこを吸わない常連客が店に来るのを避けるようになり、隣で客が吸い始めると食事の途中で帰ってしまう人も見られるようになった。
特にヘビースモーカーの客は、隣に子どもがいても吸うのをやめず、隣の人が食事中でも煙を吐きかけるなどマナーが悪い……決断を後押ししたのは、ホールを担当する光子さんの体調が悪化したことだ”

“加熱式タバコの営業マンが、「これはタバコであって、タバコでないんです。これなら禁煙の店でも吸えますよ」と、店内で加熱式たばこはOKとする表示の売り込みをかけに来た。
「でも、ニュースで有害成分が出ることは知っていましたし、吸わないお客さんにとっては隣であれを吸われることは嫌なことです。きっぱり断りました」”

“「……女性客と家族連れが増えました……園児を連れたお母さんたちが来るようになりましたね」
「『禁煙になったから来れるようになった』とか、……『煙いから嫌だったんだけれども、空気がスッキリして来やすくなったわ』と喜んでくれたんです」……
タバコを吸う人はコーヒーだけで粘ることが多かったのですが、食事を召し上がる人が増えて、客単価が増えたんです。店を手伝ってくれる娘が『食べ残しが減ったね』と言っていて、それも嬉しいことでした」
光子さんの体調不良もほとんどなくなった。”

 店主の言葉からもわかるように、喫煙店に来ている客は、メニューやサービスや雰囲気など、お店そのものが好きで来ているよりも、「タバコが吸えるから」来ているだけの人が多いようです。

 私がよく行く両国の老舗クラフトビール(地ビール)店でも、「ビールに興味ないがタバコが吸えるから来たという感じの会社帰りの客らの煙で常連やビール好きが帰ってしまうことが続いて」かなり前に禁煙化しています。結果、客層が良くなったそうです。

 禁煙になったら来ない、と言っていた客でも、店が好きであればまた来るようになった、という話を、いろんなところでよく聞いています。つまり、禁煙化で来なくなるような客は、店の本当の客ではなかったのです。

 禁煙化しようか迷っているお店の方々、そのことをよく考えてみてください。

自家焙煎コーヒー店(鎌倉・ヲガタ)


 文中にある『ケムラン』や、同様の禁煙店専門サイト『禁煙スタイル』、また『食べログ』『ぐるなび』の禁煙店のみ検索できるページは、当サイト各ページ右のバナーにまとめてあります。→ 受動喫煙のない 完全禁煙の飲食店の探し方

 なお、上記記事執筆の岩永直子記者は、これまでも受動喫煙に関しての良い記事を書かれています。他も検索して読まれることをお奨めします。
当サイトでの過去の引用 → ’18年7月6日 “神奈川県「受動喫煙防止条例」は失敗” !?

老舗店が禁煙化で「健康回復・ロス減・優良客ばかりに」と多くの成功が” に対して1件のコメントがあります。

  1. ユカタン より:

    喫茶店という言い方から、変えないと、喫煙の喫だからかな?タバコの印象から消えないような気がします。
    昔ながらのお店は、どうしても常連客第一主義でもあるし、個人店は難しい。

    1. パンダ より:

      ユカタンさん

      「喫茶店」は古いので全て「カフェ」にしてしまって、禁煙にして欲しいですね。

      喫煙者の部屋の隣に新しい人が引っ越して来たのですね。(→ コメント 住宅受動喫煙の全国調査~)
      その方が非喫煙者だといいですね。
      喫煙者は中毒なのでどこまで我慢が出来るかという問題がありますが、その人が非喫煙者だったら一緒にクレームが言えますよね。
      これは心強いです。
      喫煙者がいると、喫煙者の部屋は喫煙者にしか貸せないデメリットがあるので、大家さんも非喫煙者の方が、絶対メリットがあると思います。
      大家さんもこれで丸め込み3人で言えるようになればいいですね。

  2. ユカタン より:

    やはり、第三次喫煙になるのだから、仕事中は、ずーっと禁煙が礼儀です。

    そんなことが我慢できないのだから、平気で他人を傷つけるようになるんです。

    体調おかしくなり、非喫煙者は、何から何まで引いてしまうんです。

  3. ユカタン より:

    飲食店こそ、禁煙は当たり前だよ。
    煙草と食と混じるなんか、毒でも食わされてるみたいだね!
    私も過去に入った、埼玉県の有名な、「おっきりうどん店」で、エライ目に遭いました。
    当時は調べてから行くまではせず、行った先先だったし、有名で食したい!
    注文受けてから、運ばれるまでわからなかったけど、いざ、食べはじめたら、カチカチと音がして、カウンターに座る男性が煙草を吸いはじめてね!
    味見するかのように食べたが、気持ち悪くて、残して、支払いでは、釣りは要らないと帰ってきた。
    ちくりと煙草を吸われ嫌だという話をした。

    そんなことがなければ、あの、「おっきり」は、よかったと思う。惜しい!

  4. パンダ より:

    皆それぞれ喫煙に我慢をしていたと言う事ですね。
    怖くて言いだす事が出来なかったのですね。
    そこまで喫煙に追い詰められていたのです。
    これからは喫煙は被害があるのですから、喫煙に恐れずきちんと他のお客さんの為にも、禁煙をすすめていって欲しいです。

    喫煙は喫煙者だけの嗜好品だけで済まされる問題ではありません。
    色んな人に影響が出てくるのです。
    タバコが無くなって悪い事はありません。
    今が本当に良い機会であり、全ての国民の健康の為にも喫煙者を減らしていかなければならないと思います。
    全てを禁煙にし平等な経営が出来るようにしましょう。

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