研究者による新刊と対談=『本当のたばこの話をしよう~毒なのか薬なのか』(著・片野田耕太氏)

 当サイトでは何度も引用させていただいている、石田記者の新しい記事です。

 改正健康増進法の関連でマスコミによく出ている研究者、片野田耕太氏の新著の紹介=『本当のたばこの話をしよう~毒なのか薬なのか』日本評論社=と、著者との対談です。

 「受動喫煙」の正しい知識を広めたい~タバコ問題の専門家に聞く改正健康増進法
  = 石田雅彦 ライター、編集者 6/17(月)9:00=

 以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。

“タバコほどネットやメディア、社会巷間にデマや嘘が多く流れている問題はない……特に受動喫煙についてはその健康への害は科学的に立証されているのにもかかわらず、いまだに因果関係は明らかではないとかデタラメ研究だとかいう言説が散見される”

“片野田「……受動喫煙の害は、タバコ産業にとってのアキレス腱です。……喫煙者は自分の意志でタバコを吸っていると思っています。……タバコ産業は、喫煙者は害があることを承知で吸っている自己責任だからタバコ産業側に罪はないというズルい立場にいます。しかし、受動喫煙では本人の意志にかかわらず健康への害を受けてしまいます。タバコ産業としては、タバコを吸わない人にも影響がある受動喫煙の害を認めたくないんですね」 ”

“──改正健康増進法は、その受動喫煙の害を防ぐための法律ですが。

片野田「そうです。受動喫煙の害は、自分ではタバコを吸わない人が知らないうちに被ってしまう害であり、タバコを吸う側も無意識に他者へ及ぼしてしまう害でもあります。受動喫煙による害を受ける人のほうが受けない人より30%も多く肺がんを発症してしまうなどということはあってはならないことです。今回の改正健康増進法では『望まない受動喫煙』という不可思議な文言が入っていて問題を混乱させていますが、望む望まないに関係なくタバコの煙による健康への害を低くするために法律でルールを決めましょうというのが改正の主旨なんです。吸う人も吸わない人も一人ひとりが意識や努力しなくてもいいようにする、つまり吸わない人の受動喫煙による健康被害を防ぎ、喫煙者が知らないうちに加害者になってしまうことを防ぐことができるように環境を整えるのがこの法改正の主旨というわけです」 ”

“片野田「……タバコ擁護派のデモ行進にあったスローガンに『お店を守らなければ、従業員は守れません』というものがありました。禁煙にして店が潰れたら従業員も困るというわけです。店を守るために従業員に対して受動喫煙でタバコの煙を浴びることを強いるというのは、健康被害があるということを前提にすればおかしな話です。なぜ従業員の健康を害することが当然であるかのようなスローガンが公の場で堂々と掲げられているんでしょうか。タバコ問題を考える上で、本当に根深い認識のギャップがあると思います」 ”


 
 
 ちなみに私は、“受動喫煙や喫煙の害は証明されていない”という輩がいたら、
「では安全性が証明されているのですか? データを示してください」
 と言うことにしています。

研究者による新刊と対談=『本当のたばこの話をしよう~毒なのか薬なのか』(著・片野田耕太氏)” に対して1件のコメントがあります。

  1. パンダ より:

    禁煙で売上に影響が出ると思っているなら、全てのお店で禁煙にしてしまえば解決すると思います。
    全てが禁煙なのですからどのお店も平等です。
    従業員の受動喫煙もありません。
    喫煙の問題点は「喫煙者がニコチンによりタバコを我慢できないと言う事」と「喫煙と受動喫煙の害」です。
    それは「喫煙者を喫煙の中毒から守ってあげる事」「有害物質を取り込まない」で解決します。
    両方を兼ね備えているのが「タバコの廃止」です。
    タバコを廃止し、タバコ産業は有害性のない新しい嗜好品の開発をすれば良いのではないでしょうか。
    どこの業界も売れなくなったら新しい商品開発をするのと一緒です。

    「吸う人も吸わない人も一人ひとりが意識や努力しなくてもいいようにする、つまり吸わない人の受動喫煙による健康被害を防ぎ、喫煙者が知らないうちに加害者になってしまうことを防ぐことができるように環境を整えるのがこの法改正の主旨というわけです」
    タバコの廃止は、この法改正の主旨にも添っていることだと思います。
    「それも意識や努力をしなくてもいいようにする」には喫煙者にも非喫煙者にも適しています。

    一斉にタバコの廃止と完全禁煙をすれば、喫煙者も健康になれますし、禁煙患者から受動喫煙症患者になることもありません。
    楽に仲間と一緒に誘惑も無く禁煙が出来るのは、禁煙をする上でもとても重要なことだと思います。

    あとは決断するかどうかです。

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