「新型コロナウイルス 感染確認ができない国の憂鬱」~ 田中潤理事長論説

新型コロナウイルス 感染確認ができない国の憂鬱

公益社団法人 受動喫煙撲滅機構 理事長 田中 潤

 多くの人が、新型コロナウイルスに感染したかどうかが、判らない状態が続いています。他国と比べ、日本ではPCR検査が機能不全となっているからです。体調を崩し、コロナウイルスに感染しているかどうか判らない人が、検査しようとしてもまず問合せの連絡がつながらない、医師にかかっても調べてくれないということがほとんどのようです。

 その人自身は、不安な気持ちを抱えて自宅で安静にすることになるわけですが、より大きな問題はその人と接触した人たちは放置された状態になることです。感染者が確認されればその周辺が徹底して感染防止のために“処置”がとられるのに、感染が確認できないと無防備ですまされてしまうのです。これでは当たり前に、感染の連鎖が生じてしまうのではないでしょうか。

 発病した人のことを知っている周りの人たちは、その人がPCR検査の結果を明らかにできないことで、自分たちにも感染のリスクがあると意識し続けることになるのです。

 公表された感染者が少ないことで、多くの人たちが「日本は他国と違い大丈夫」と誤った判断をし兼ねず、また感染した人に偏見を持つことにもつながります。今、必要なのは、とにかく感染確認を進めることに尽きると思います。

 タバコ同様、厚生労働省の無作為の罪悪を、このコロナウイルスでも発生させてはいけません。
 
 

STOP受動喫煙 新聞』 季刊・年1200円
 さらなる情報が読める! 各種サービスがある、当機構への入会=『STOP受動喫煙 新聞』のご購読=をおすすめします。

 ☆画像はクリックで「紙面案内・入会特典」ページが開きます。

コメントを残す

* が付いている欄は必須項目です。
アドレスは公開しませんが、内容確認の場合がありますのでご記入ください。
(名前は記入されたまま公開します。過去のコメント集「被害者のコエ」参照)
公開は内容確認後となります。若干の要約・修正や、公開しないこともあります。
※公開向けではない個人的な相談や意見は「お問い合わせフォーム」へお願いします。
※受動喫煙と関係ないこと、喫煙の非難などは書かないでください。

当機構からの回答や連絡は、必ずあるわけではありません。
投稿の方への、一般の方からの助言・ご意見・励ましの言葉も歓迎しています。
(その方のコメント末尾「返信」をクリックして投稿してください)

※公開したコメントの削除は基本できません。
 (より良くするための修正は検討します)
 コメント文の転載等その後の使用権は、当機構が有します。
 無断転載を禁じます。

*