「吸っていない」ウソつき教頭が懲戒処分に
こまった教職者です。
勤務時間中にタバコ、教頭「吸っていない」とウソ…教職員が仕掛けた携帯に喫煙姿
=『読売新聞オンライン』2020/11/10 10:02=
以下抜粋、「……」は文省略・太字化は引用者によります。
“ 勤務時間中に校内やテレワークの自宅でたばこを吸ったとして……男性教頭(60)を停職15日の懲戒処分にしたと発表”
“同市教委は勤務時間中の喫煙を禁止している”
“教頭は昨年秋頃から今年6月までの間、校舎内やテレワーク中の自宅で計60回程度、喫煙……市に「校内で教頭が喫煙している」と通報があったが、教頭は「吸っていない」とうそをついていた”
“校舎の階段踊り場でたばこの臭いがしたため、教職員が携帯電話を置いて撮影したところ、喫煙する教頭が映っていた”
“「ストレスで我慢できなかった」と話しているという”
携帯カメラを仕掛けた先生、立派ですね。教頭が犯人だったとは、意外だったのか、うすうす気づいていたのか。
当機構への受動喫煙被害の相談者には、同僚からの三次喫煙などに苦しんでいる学校関係者・教職員もときどきますが、「上司には何も言えない。教育委員会にも言えない」という人が多いようです。
子どものころ、「ウソつきは泥棒の始まり」とだれもが教わったものでしょう。
私は、学校でイタズラをとがめられたさいにウソをついて言い逃れをし、あとでばれて、「先生にウソついたね」と言われて、とても恥ずかしく思い、それいらいウソつきはよくないと思うようになりました。
この学校の子らには、悪い影響はないのでしょうか。処分は妥当でしょうか。
ストレスがどうこうと、すぐ言い訳をしますが、今どきの子どものストレスもかなり大きいと思えます。
喫煙者は採用しない職場も増えていますので、教育現場も、いや学校こそ真っ先に、そうするべきでしょう。
画像は、学校周辺での喫煙についての『STOP受動喫煙 新聞』第19号(2017年7月)記事の一部。
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[続報]法施行により行政・病院・学校などが禁煙に ’19年7月
タバコ臭い教師に生徒が「三次喫煙」禁止令を制定 ’20年9月
『STOP受動喫煙 新聞』43号